青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

華岡青洲の妻、松竹座

 

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猿翁の弟子で、スーパー歌舞伎の主役を務めていた、段四郎は、月の助とか改名してからは、脇にまわって、目立たなくなっていた。

2代目水谷八重子、波乃久里子の二枚看板になつて、高齢化も心配され、衰退の一途をたどっていた、新派に新風を吹きこみ、存続を図るため、月の助を迎えて、喜多村緑郎を復活させた。

今年の1月に、仲間だった春猿が移籍。河村雪之丞を襲名。

その記念公演として、華岡青洲の妻、を上演している。

 

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華岡青洲の妻、は、有吉佐和子の原作で、紀ノ川の和歌山を舞台に、実在した外科医をモデルにした作品。

麻酔による乳がんの手術に成功した華岡青洲を溺愛する母親と、母親が気に入って嫁に迎えた妻との、恐ろしいまでの戦いぶりを描いたもの。

華岡青洲の妹役の、波乃久里子が、好演していた。

勘三郎によく似てきた。

 

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新派は、初代水谷八重子の可憐さ、哀れさが魅力だった。その雰囲気を受け継いでいるのは、波乃久里子であることが、今日の舞台は語っている。

喜多村緑郎は、去年新派に入団して、新派の水に慣れたのか、かつての段四郎時代を取り戻したかのように、大きく感じられる。

スーパー歌舞伎で、個性的な演技を楽しませてもらった、春猿が、抜けたのは寂しいが、新派では、主役を張れるので、喜多村緑郎と息のあった演技で、新派を支える存在になるだろう。

 

 

マイレージ

 

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アメリカ行きの飛行機を、マイレージを使って予約した。

ユナイテッドのマイレージでの特典旅行は、エコノミーだつたら、いつでも取れる。

ビジネスで取ろうとなると、日にちが制約されてて、予定を変えないとなかなかうまく取れなかった。

シンシナティから、シカゴに寄って、サンフランシスコ経由で帰るという便で予約した。

平日は息子に送ってもらうのは気がひけるので、日曜日の夕方の飛行機で、シカゴに。シカゴからはサンフランシスコ経由だとサンフランシスコからはビジネスが空いていた。乗り継ぎの時間が長いので、

サンフランシスコで、一泊しないといけない。

それでも取りやすい方。

 

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ANAは、マイレージで予約しようと思っても、取れない。

ユナイテッドは、マイル数がたくさんいるのだけど、そろそろ使ってしまった方が良いと思って。

ビジネスで、130000マイル最低でも必要だけど,,

日本では、600マイルまでは、5000マイルで、特典を利用できる。

大阪からだと、北海道にも、沖縄にも使える。

ANAは、必要マイルが少ないけれど、いつ見ても取れない。

 

ユナイテッドの、機内サービスは良くないし、乗務員の態度も、横柄なひとがいるけど、それは仕方ない。

日本とアメリカでは、飛行機に対するイメージが全く違う。

車やバスと変わらない、必要不可欠な交通機関。

給料も安い。ウエイトレスの方がたくさん稼ぐくらい。

シカゴで見たいものもあまりないので、予定を変えてもらおうかとネットを開いたら、往復で、150000マイル必要になっていた。変更料は、ゴールドステータスなので、75ドル。

マイル数がどんどん、多く必要になつていく。

 

河原町の、美濃吉に

 

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美濃吉は、京都が本店ですので、河原町にある、カジュアルな店にも、腕の良い料理人を置いています。

美濃吉の料理を楽しみにして来る、常連の客も多い。

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以前は阪急だった、今はマルイビルの8階にあるお店は、観光客はまだ少ない。

東山を臨む景色の良さも。

一年振りに、美濃吉に。

美濃吉の会員になって、毎月、飲み物サービスのチケットが来るのですが、京都までは交通費もかかるので、大阪止まりが多いのですが、久しぶりに来てみると、お料理の美味しさが違うのに気付かされます。

いつも、一番安い、月替わりのお弁当で、ワンドリンクのサービス。

お酒の好きな友人のために、ぬる燗を二本に。

ビールを飲んでいる人が多い。まだ暑い時期だからか、女性客の多いせいか。

 

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わたしは、このお弁当で、充分なのですが、

天ぷらと茶碗蒸しがついたのもお値打ち。

2160円のお弁当に、天ぷらと茶碗むしがつくと、3200円くらい。

鰻の押し寿司も、美味しい。半分とって、分けるのもおすすめ。

季節の特別料理も、豪華な割に、安く仕立てています。

お弁当だけにして、残りの胃袋に、フランソワの喫茶で、かぐわしいコーヒーとケーキ、というのが、私な好きな食事コース。

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高瀬川の直ぐ近くにある、フランソワ、は

京都の文人や、演劇人もお気に入りの喫茶店として、有名だとか。

席がゆったりして、音楽を聴きながら、執筆や、セラリはを覚えるのにも。

京都の、喫茶らしい喫茶店。一番人気のケーキは、クリームチーズケーキ。

濃いコーヒーによく合います。

祇園のいず重

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ロームシアターに行く前に、お彼岸なので、大谷さんにお参りに行った。

午後も3時半になれば、お供えのお花がかたずけられていて、新しく来た人が備えた花がまばらに。

正面を降りて行くと、観光でやっていたアメリカ人っぽい人が、清水寺か、と聞く。

よく間違える人がいる。

 

清水寺には、清水坂を上るが、並行して道があるので迷う。

清水坂まで案内した。

私はバスで祇園で降りて、何か食べておこうと思った。

中途半端な時間なので、あまりお腹は空いてない。

志津屋で、サンドイッチとコーヒーでもと思って祇園で降りた。

志津屋のランチサービスは終わっている。

すぐ近くに、いず重、という寿司屋がある。

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京都は、さば寿司が美味しいので有名だけど、この店もさば寿司の老舗。

さば寿司は、いずうと並んで、良い値段。

持ち帰りの人が多いので、中では食べられないのかと思っていた。

巻き寿司が食べたい。

一本840円と書いている。

中に入ると、食事するテーブルがあって、客がいる。

食べられますか?と聞くと、相席でよかったら、と案内された。

相席と言っても、長いテーブルの真ん中に、花で仕切られていて、別れている。

巻き寿司を頼むと、店の人が、

巻き寿司10巻ありますから、あきないですか。他の寿司と合わせられます。鯖とか。

 

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鯖は、と躊躇していると、いなりとか、と言われて、それは嬉しい選択なので、いなりと巻きで頼んだ。

向かいの相席には、お坊さんと芸者さん風の女性。

鯖を始め沢山注文して、ビールで食事しながら、坊さんの高笑いが聞こえる。

巻き寿司の椎茸が甘くて、卵の味も良くて美味しい。

いなりは柔らかく煮た大きいなりは京都の揚げに包んで、こちらも甘めで美味しい。

上品な味に仕上がって、多いかったけど、美味しいから残さなかった。

お茶がまたお抹茶のように美味しいので、お代わりをお願いした。

外から見たら高価そうな店だけど、巻きといなりは安くて美味しい。

巻きの好きな友人を誘って食べさせてあげたいと思う。

ちなみに、鯖は、一本4000円以上する。

このお店のビールが変わっていて、ゆずビールと梅ビールがオススメで出ていた。

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ロームシアターにバスで行き、帰りのバス停を見ておこうと歩いてたら、さっき、店でグルメに興じていた、坊さんと芸者さんのカップルがブラブラ歩いている。

 

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二人は、玉三郎を観に来ていた。

京都の祇園で、店の前に同伴じゃないかと思っていた。

同じ同伴でも、玉三郎の舞台だった。

玉三郎の幽玄、ロームシアター

 

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京都ロームシアターは、初めて。

玉三郎と鼓童の特別舞踊公演の京都での初日、

私の席は前から五番目で、真ん中に高い最高の席。

ロームシアターは、5階まである。

私の席の隣の人は相当の玉三郎ファン。京都の人。

 

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前の席のひとは、千葉から、娘さんと三日間連続で観に来られて。

玉三郎の後援会に入っていて、博多も観てきたようで、会場には、同じような追っかけの知り合いがいるよう。帰りに博多の話が聞こえてきた。

玉三郎の後援会に入っているので、ヤマハでのコンサートのチケットも申し込んでいる。

私は売り出し初日に買えなかった。

 

当然のごとく、八千代座にも、公演中は、連日で買っている、

一体いくら使っているのかしら。

交通費とホテルと、チケットは、メチャ高い、

子育てしていた時期は、観られなかったので、その反動だとか、エネルギーとお金の使い方が凄い。

さて、肝心の公演は、素晴らしかつた。

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第1部は、羽衣。幽玄の世界で、動きは能風に。

二部は、娘道成寺の花子。幽玄の世界の花子。最後に、獅子になって。なんと綺麗な獅子だろう。

こんなに美しい獅子は、他の役者では観られない。

長い真っ白な長い立髪を回転させて、観客は大丈夫かと、身体の方が心配で、割れんばかりの拍手。

台に、通常は両足で、ボンと上になるのだけど、玉三郎は、それは出来ないようで、片足づつ上がっているが、それも、最初の足が踏みしめるのが辛そう。カツラは重いし、玉三郎は子供の時から小児麻痺で、足が悪い。毎日欠かさず、パーソナルトレーナーのマッサージと整体で舞台をつとめてきた。

獅子なんて、本当はとても出来ないのだと思う。

 

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今年は、八千代座でも、封印してきた、鷺娘と、春鏡娘道成寺を、スクリーンを併用して、一部分は玉三郎が踊るという趣向を考えた。

ファンが観たい舞台を、なんとか実現したいと思ったとか。

ファンは、見納めではないかと懸念しつつ、玉三郎の舞台を、逃さず観に来る。隣の人もそう言っていた。

石鏡、これは最期じゃないかしら、と隣と前の席の人が話している。

見る側にしても、いつまでこれるやら、という気持ちに違いない。

アンコール、立ち上がって、隣の人は声を上げる。

ブラボー、大和屋。

 

私も立ち上がって大きな拍手。ついにつられて、ブラボー。

玉三郎がこちらの方を見てくれたような。

玉三郎の演出はいつもながらに美意識と観客を満足させるものだった。

 

 

 

枚方カントリー倶楽部

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以前住んであた、枚方の長尾は、すっかり変わっていた。

面影は全て消えてしまって、新しい家が枚方カントリーに続く道路の両側を埋め尽くしてる。

私が住んでいた頃、家の前は田んぼだった。

枚方カントリーは、桜の名所でも知られている。

ワラビを採った草むらもなくて、どの辺だったかもわからない。

私が住んでいた、小屋のような家ももちろんなく、

大きな家ばかり。

隣の人は?裏の仲の良かった奥さんは?と懐かしさと、当時の優しい笑顔だけが脳裏に残っている。

友人の歯医者さんに、抜かないとダメと言われた歯を見てもらった。

駅からの送り迎えの、ビップ扱い、

コーヒーと茶菓子つき、おしゃべり付きの、長時間に及ぶ治療。

今日は最終日なので、車で、私が住んでいたところを案内してもらった。

診察が終わって、枚方カントリーの中にあるレストランに。

 

友人は、亡くなった親友が枚方カントリーの会員で、ゴルフに来るたびに、このレストランで長話をしていたらしい。

父がこのゴルフ場に通っていた頃は、このレストランはなかった。

バスもなかった。市バスがゴルフ場の入り口にと停車している。

見晴らしの良い窓から、京都を挟んで、天王山と比叡の山が見渡せる。

大阪工大が、こんなところに変わっている。

実家の近くにあった工大から、実家の工場にアルバイトの学生が来ていて、そのまま入社した人もいた。

レストランの中は、私たちの他は誰もいない。

話好きの友人は、とめどもなぬ く、長話。

豪快に遊んだ人だから、いくらでも面白い話が出てくる。

帰りは松井山手を見せながら、楠葉まで送ってもらった。

新しいタウンになつている。

松井山手は、同志社がて来てから、マンションが建ち並び、コストコもあつて、休日は車が動かない。

新幹線が地下を走る。

楠葉は、京都の店が軒並み入っている。

すごく便利になつて、全く知らない町になっていた。

週に一度、車で楠葉のスーパーに買い物に来ていた頃は、見渡す限り、田圃だった。

 

 

敬老の日

 

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敬老の日なので、歩いて母に会いに行った。

なにをプレゼントすると言っても、花か、衣類か、食べられるものは限られる。

今治の柔らかいタオルに変えてあげようと思って、バスタオル、フェース、ハンド、など。

西宮北口の構内にある、モロゾフで、プリンを買い、電車を降りてから、近くにあるサーティワンで、アイスクリームを買った。

施設に着くと、車は、二台しか入ってない。

ちょうど昼食の時間。

母の食事は終わっていたので、持って行ったプリンを食べてもらった。

敬老の日なので、他の人には特別食の、松花堂。

隣に座っているひとは、ほとんど口をつけていない。

職員が食べさせないと食べない。勧めても、拒否したりして、根気よく食べさせる。おだてながら。無理強いすると、穏やかな顔が一変。

怒りをあらわに。

他の人たちは、黙々と食べている。

しばらく見ないので、亡くなられたのかもしれないと思う人が、入って来た。

痩せて、母よりもはるかに顔色が悪い。

松花堂を前に置かれて、ご飯を口に一口入れて、こんなもの、というように、お弁当をひっくり返し、お茶もお箸も、何もかも、放り投げた。

怒り狂って、ちゃぶ台をひっくり返すかのように。

母のところまで飛んで来た。

大丈夫ですか?

職員は、即座に散らばったものを拾い集め、テーブルを綺麗にしながら尋ねる。

 

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コップとスプーンを並べなおし、食べられそうな鉢を並べると、身を乗り出すようにして、投げ出す。

 

こんな風に食べないから痩せて行くのだろう。

喚き散らす声は相変わらず、健在。

声は終始しゃべっているので、衰えるどころか。

わがままで、家族が閉口していると聞いていた。

母よりも早くから入居している。

わがままで、やりたい放題、悪態をついて、他の入居者を怯えさせていた。

そういうことから、他の人がいるところに置かないようにしていたのかも。

腕力もあり、喉も強いし、杖は持っているが、振り回して、足も衰えていなかつた。

金持ちのグルメだった人は、味にうるさくて、我慢できないのだ。

持ち込みのデザートらしきものを出してもらって、それは食べ、落ち着いた様子。

 

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敬老の日でも、ほとんど訪問者のない入居者も多い。

近くに家族がいても、任せっきり。

金持ちの多い施設。

入れる人は幸せだ、なにもいうことない、と思う人が多い、外から見れば恵まれた老人ホーム。

入居者の家族と、施設の経営の、目指すところが一致しているのかと思うと、心が寒くなる。

 

 

 

誤嚥性肺炎

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母が、誤嚥性肺炎を起こさずにいるのは、奇跡に近いと、ホームドクターは切り出した。

施設で、前から、リクライニングに変えて、食事の形態を、ソフトから、流動食に変えたいと言われていた。

その提案を再度、医者からしてもらおうというのがわかった。

リクライニングシートだと、喉に抵抗なく入るから、誤嚥を防げるという。

体力が弱ると、飲み込む力も弱つて、さらに誤嚥性肺炎になるからという。

私は疑問に思う。

今、母は、他の人と同じように、車椅子にすわつているので、お腹にも、喉にも筋肉運動ができている。手を使って新聞を畳み、手で食べる仕草を何回となく繰り返しているので、運動になっている。

だから、誤嚥にならずに、むせかけると、強い力で咳き込むことができる。

施設のマニュアル通りにすることを拒んで来たから、奇跡的という表現が使われる。

私は、何人かの入居者が、リクライニングになると、弱って、やがてなくなっていくのを見ている。

母の食事時間が長いのは、疲れさすと言うが、それが運動になっているので、食欲の衰えを防げていると私は思う。

 

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施設の職員の食べさせ方に工夫があるのなら、それは、職員の勉強になるのだから、他の人にも、その技術は生きてくる。

リクライニングになったら、筋力がなおさらなくなり、誤嚥性肺炎の危険性が高まるということもあるのではないか。

寝たきりの人が、先日誤嚥性肺炎で亡くなった。

脳梗塞後、話すこともできるようになっていたとか。

ネットで調べたら、誤嚥性肺炎を見防ぐには、前かがみに首を向けて、食べさせるのが良いと書いている。

椅子の背中にクッションを入れて、前に体が傾くように。

反対しやないですか。

老人ホームは、死なせるのが目的じゃないかとさえ思える。

そうだろう。

五年で、返金のなくなるシステム。その後は、適当に亡くなってもらわなければ、回転が効かない。

 

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部屋が空かないと、新しい入居者を入れられない。

出来るだけ、一人に手がかかる時間を少なくする方法が望ましい。

 

車椅子を使うと、仕事の効率が良くなる上に転倒事故の予防にもなる。

 

医者は、私が母を大事にして、愛しておられることがわかりました、と言った。

 

医者には、この施設を運営している企業の営利は関係ない。

 

 

 

 

 

大学OBジャズフェスティバル、西宮アミティホール

 

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関西六大学の軽音倶楽部のOBバンドが、毎年、西宮のアミティホールでフェスティバルを開催する。

今年は空席が目立った。

台風の影響もあつた。

最初に、関大、二番目が甲南、三番目が関学だった。

休みをはさんで、同志社、大阪大学、最後に立命館。

出演の順番は、抽選で決まる。

友人に誘われて、毎年お付き合いしている。

 

会場に行く前に、中止やなとおしゃべり。

コメダという、コーヒー店の株を買っていた。

カードに1200円使えるようになつていて、期限が切れたと思ってたら、延長の案内が来た。

コメダは、私の行動範囲になくて、使えないと思ってたら、西宮のアミティ近くにあつて、偶然見つけた。二人分のコーヒーが無料になった。

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妹さんのご主人が出演しているので、チケットを買うためでもあって。

台風が心配だから、夜になる前に帰りたいと言う。

演奏が上手な関大と関学が、前半に出演するので、

私は前半聴けたら良い。

 

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関学は、今年はラテン音楽で、若い学生が主役で、バンドの、本来の主役は、伴奏に回った感じ。

立命館は、最後。

妹さんのご主人は手術をしたばかりで出ている。

ご主人のお姉さんが、友人のところに挨拶しに来ていたので、途中帰るとわかるので、最後までいることにすると言ってたけど、大阪大学が演奏中に、やっぱり帰ると言うので、演奏中だけど、会場を出た。

 

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決心するときはしないといけない、と彼女は言う。

最後まで聴きたかったのだろうけど、慎重だから。

私は別れてから、コナミに。

歩いたから、自転車に、ちょっとだけ乗ってみようと思って座ったら、体力測定というのがあつて、やってみた。

随分前に、コナミの体力検査で、やらされたことがあった。

 

 

今では体力落ちていると思った。順に重みが増して行き、耳につけた脈拍が早くなる。もうやめたいという時にやっと終了。

測定が終わって、体力は22歳。

びっくり。実際にはそんなに体力あるとは思わないのだけど、元気だとは言われる。

空元気だと思ってたけど、なんとなく嬉しい。

 

怖い絵展

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兵庫県立美術館で、開催中の、怖い絵展、のチケットを一枚頂きました。

金曜日の夜は空いていると、以前に聞いていたので、夕方から行ってみたら、人気の展覧会とあって、やはり、結構人が多かった。

でも、聞いていたように、1時間半まち。というような悲惨なことはなくて、見られたら。

比較的人が少ないところを探して、割り込みで見ていくというスタイル。

怖い絵の研究をしている美術研究者が、怖い絵の本を出していたのは、知っていたけど、あまり興味なかった。

 

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解説を聞きながら、見ないと、絵の怖さがわからないものも沢山あるので、並んでいる人の足が進まないのも、その理由。

私は最初から、解説をかり、イヤフオーンで聞きながら、番号のついてある絵を順を追わずに。

なので、効率よく、絵に集中できた。

印象や感覚で見る展覧会しやないからイヤフオーンを借りた。

イギリスのデート美術館にある、レデイ、ジーンの、巨大な絵画が、展覧会の最後を飾る。

この絵は素晴らしい。

 

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レディに、スポットライトを当て、周りを暗く描いている。

まさに、演劇の舞台。

しなやかな若々しい白い手の動きは、これから起こる恐怖を表現している。

セザンヌが、若き頃、グロテスクな絵画を描いていたというのも、発見。

ああいう絵は、残しておきたくなかっただろう。駄作というか、習作だと思う。

 

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お馴染みのムンクは何枚か出ている。

背景に物語が怖い絵画。

グロテスクな絵画に、見る人がこわさを感じる絵。

中野さんの解説で、

人は安全な場所から、怖さをたのしみたいという欲望がある。と。

展覧会に来ている人たちの、多くが若い人や、カップル。

年を取ると、自分自身の怖さと直面するようになって、美しいもの、優しいものに憧憬がつよくなる。自身の死が近くなり、不安になるから、ということなのか?