青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

テークアウト

 

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外食ができなくなると、

テークアウトができる店が増えている。

人気のラーメン店が、持ち帰りサービスを始めて、車で買いに来た人達がテレビに映された。

スープを入れるお鍋を持参する。

それを知らずに、やってきた人は。近くのコンビニで、ペットボトルを買って来た。

車で30ぷんかけてやってきたカップルは、二人で、鍋とラーメンを持って帰って行った。

あの店の味が家で楽しめて、満足で笑顔のカップル。

わたしは、この光景から、父を思い出した。

四国うどんができて、父はその店の、肉わかめうどんが好きだった。

時々、夜に、車を運転して、四国うどんに行った。

夜に出かけるのは面倒な父のために、

鍋を持って、持ち帰りを店に頼む。

家でテレビをみながら、肉うどんを待っていた父の、笑顔が目に浮かぶ。

肉を甘辛く煮て、戻したワカメが乗っているシンプルなおうどん。

腰のある歯応えの良いうどん。

結婚して、近くに食べ物屋さんがなくて、四国うどんを真似て、おうどんといえば。肉ワカメうどんを作った。

別れた主人は、大のうどん好き。

付き合っていた頃、車を運転してくれるのは彼。

わたしはお鍋を持って。

 

 

ラーメン屋さんのテークアウト。

暖かくて、スープの良い匂。

早く帰って、食べたい。二人の心は一つになっているに違いない。

若いって良いなあ。

遠い記憶が。父の面影と一緒に浮かんでくる。

マスクと口紅

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マスクをするようになって、お化粧をしなくなった。

美容院に行かないので、髪は伸びて、

鏡を見ると鬱陶しくて、気分悪くなるから、出来るだけ見ない。

お化粧と言っても、日焼け止めに効果あると言われて、下地ファンデーションを少し塗るくらいだけど、ポイントの口紅は、

晴れやかさを添えて、ウキウキした気分の手伝ってくれる。

若い頃は、化粧の必要がなかった。

髪も気にしなかった。

若い頃は、何もしなくても、醜いと思ったことはなかったのに、

歳を取ると、カモフラージュが必要になる。

ピンクか、オレンジ系の中間色の口紅をつけていた。性格が中途半端なので、色も中間色を使ってた。

パリに住む従姉妹は、お化粧しなかったら、人前に出られない、といつて、

恋人がいると。寝るときにもお化粧してたくらい。

白髪が、一本でも目立つのが嫌で、少しでも見えると毛染めしていた人が、

コロナ感染が広がっているパリ。

白髪を帽子で隠していると言う。

彼女が、わたしが付ける口紅を見て、

似合わないわ。これつけてみて、と言って、

自分の真っ赤な口紅をつけるようにアドバイス。

つけたことない真っ赤な口紅。

慣れた目には馴染まないような気がしたけど、自分は晴れやかになる。

同じ色の口紅を買って、つけてみる。

よく似合ってる、と妹に言われた。

以来、口紅は、チャームポイントだと思ってたのだけど、マスクをするようになってから入らなくなった。

ダイナースの情報誌に、綺麗な赤の口紅の広告が出てる。

エルメスだった。

素敵な色。

モダンで本質的なエルメスの美の哲学が生み出した、シルクスカーレット。

サテンとマツト、二つの質感で展開される、ルージュ、エルメス。と書いてる。

従姉妹のセンスは、パリで長く暮らしていて、絵描きだから、色にこだわりがあつて、確かなものだ、と納得できる。

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ダイナースの情報誌は、素敵で、ゴージャスな情報ばかり。

お金の有り余っている人への情報じゃないのか、と思うくらい。

わたしは、旅行保険が、一億ついていて、

年会費が無料なので、ありがたく、続けていて、

情報誌は、見て楽しませてもらっている。

今月は、ライカの特集。

カメラ好きの友人に見せたら、喜ぶとだろうな。

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5000歩

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毎日.5000歩歩くようにしている、という友人は、買い物にバスを乗らないで行ったり、日用品を一つ買うために、遠回りしてみたり、いつもは通らない道を探しながら歩いたりしている。

出かけて、デパートの中や、通りの店を見ながら、

目的地まで歩いて、帰ってくると.5000歩は、難なくクリアしているのに、

5000歩をわざわざ歩くと、結構な歩きだ。

わたしは、8000歩は歩きたいと思ってたけど、

6000歩けば、充分とかいう。

8000歩も歩くと、腰のあたりから膝に来て、翌日からは、歩く気力もなくなって、疲れが残る。

 

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5000歩でも、3キロ歩く。

坂道なので、階段を17段上がったカウント。

汗が出る。

夕方、まだ日があるうちに歩き出す。

今日は、郵便局のポストに入れる用事を兼ねて、

出ていつた。

歯抜けになつて、空いている、駐車場に、久しぶり、契約ができて、管理してもらっている会社から、書類が届いた。

捺印して、返信するために。

郵便局は、三時で閉店。

 

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巣篭もりで、不用品をメルカリで売る人が増えて、

郵便局は、順番を待つ行列ができているとテレビで言ってた。

時間の短縮で、三密を作るとか。

時々、散歩している人と行き交うが、ほんの僅か。

公園だけは、子供達が通常通り遊んでいる。

テレビで、毎日、朝から晩まで、コロナのことをやっていて、何人感染して、何人亡くなった、と見ていると、

これは、現実じゃなくて、夢なんじゃないかと思う時がある。

良い夢じゃない。悪夢を見ているような錯覚。

夢から覚めて、当たり前の日常に、現実の世界に戻れるのではないか、と。

世界で、日本で。毎日、沢山の人が亡くなっていくなんて、ありえないと。

だけど、現実。

認めたくない現実の中にいる。

 

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散歩して、家々の花を見て、心が一瞬和むのだけど、

家も庭の花木も、ありふれた、日常の、幸せな風景を映し出しているのに、

何か、持っていたはずの安心感や、わざわざ感じる必要のない、当たり前の日常から、

行き場の見えない、不安の世界に押しやられ、彷徨っていて、夢じゃないかな、夢であって欲しいと思う。

 

元気にしてる?

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そろそろ限界、と思ってたら、

友人が電話をかけて来てくれた。

どうしてる?元気?

新型コロナをきにしてなくて、いつも通り、飛び歩いていた友人も、通っているボランティア協会が閉鎖。友達との会食とも。寄り合いの麻雀もできなくなって、自粛の日々。

コロナが怖くて、レストランにも、喫茶店にも行ってないという。

何処かに行きたい。

海が見たい。

思いは同じ。

1時間ほどの長話。

話したら、スッキリ。

そしたら、今朝も、別の友人から、

元気にしてる?

コロナの我慢。

もう限界?

 

誰にも会えない日々。

皆、一緒なんだ。

ソーシャルディスタンスは、とらなくちゃいけない

けど、繋がりがなくなったら、気持ちが萎れてしまう。植物の水切れと同じ。

昨日、胡蝶蘭の鉢が小さくなって、窮屈そうだったのが気になっていて、

クリスマスローズを、地植えにして。空けた植木鉢に植え替えをした。

植え替えに、胡蝶蘭をそっと引き揚げたら、ついてた植木鉢が割れた。

大きい鉢に植え替えて、胡蝶蘭が自由になれた、と思ってた。

翌朝、今日の朝だけど、水をやろうとしたら、

胡蝶蘭の枝が、折れて、花の勢いがなく。

とんでもないことやっちゃった。

やっと咲いた花なのに、かわいそうで、申し訳なくて。

絆創膏で、折れた細い枝を何度も巻いてみた。

これで水が飲めないかな。

折れそうな気持ち、よくわかるから、

なんとか持ち堪えて欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

そろそろ限界なのに、これからが本番

 

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一人暮らしに慣れているはずの私でも、

誰とも合わない日が続くと、そろそろ精神的な圧迫感から、開放されたいの思う頃。

ステイホームは、これからが本番だというのに。

友人のブログに、御影の西村屋で、美味しそうなケーキとコーヒーを飲んできて、生クリームのホィツプ付きのケーキを見たら、もうたまらない。

西村屋のコーヒーの香りが鼻をつき、甘いケーキの味。

西村屋で、人気のケーキはどれですか?と聞いたら、それと同じのを勧められた。

ホィツプがついている分、お得感がある。

甘い甘いで、満足感もたっぷり。

もっとも、わたしは、梅田の西村屋で、友人と一つだけ注文して。分けて食べていたのだけど、

ケーキ入らない、という友人に、わたしが喋っている間に、結構食べてもらって、

美味しさを味わう程度なので、

余計に、恋しさが膨らむわけで。

車で、近くまで行く用事があったので、

よーし、行ってみよう、と思ったものの、

やっぱり、ここは我慢のしどころ。

行かずに帰ってきた。

昨日は、母の誕生日。

いつもなら、皆で寄り合って、

部屋を飾ってもらって、お祝いするのだけど、

去年の4月に、ターミナルだと言われてから、

一年。

差し入れに、プリンを買って持っていった。

玄関先で、いつも預けて帰ってくる。

昨日は、入居者さんと職員の方に、お祝いしてもらっていたよう。

母の表情が和らいでいた、との報告と、写してくださった写真をいただいた。

美容院の入店を断っているので、

髪が長くなっている。

わたしも、行けないので伸びてきて、気持ちが塞ぐけれど、

出てきた職員さんたちも、ご同様。

施設では、感染するリスクをできるだけ避けて、注意されている。

BSで、海外のコロナ事情を放送していた。

ドイツとフランス、ニュージーランドも、

一部の経済活動を開始している。

自動車工場など、生産に携わる企業から開始して、

久しぶりに集まった従業員達。

感無量で涙を貯める人もいる。

働けることの喜びを噛みしめながら。

一方で、フランスの介護施設に入っている高齢者との、面会できない家族の悲しみや、

入居している高齢者が、家族と会えない辛さに限界状態にある人。

入居者同士も会うことを禁止されていて、孤独に打ちのめされ、食べることを拒否する老人もいる。

それから比べれば、

母は、入居者の皆さんとは、家族同様に暮らせるのだから、幸せでありがたくて。

フランスやイタリアは、家族で暮らす人が多い。

アメリカもファミリー。

母に会えない日々、

自分が好きで、一人暮らししている分には、意識しないが、半ば強制されて、ガマンしていると、

だんだん息が詰まってくる。

環境に恵まれた場所にいても。

特に、夜がいけない。

深夜、ふと、たまらなくなる。

息子に会いたい。

会いたいなあ、と思うと、自分の寂しさが、

広がっていく。

いつでも。、自由に飛行機に乗って、遠くまで行ける時には、それほど思わないけれど、

行けない、行ってはいけない、と禁止されると、

余計に、寂しくもなり、会いたいという思いが強くなる。

施設に閉じ込められている、老人が、時折訪ねてくれる、愛する家族に会えないというのは、悲しみの上に、絶望感も産む。

食事を食べないようになった老人の心境。

生きていても仕方ない、という心の状態は、

わたしの胸を痛める。

それでも、前に進まなければ。

いつまでも、続かない。

必ず、終わる時がくる。

食べなくちゃいけない。家族と会える日のために。

 

 

新型コロナが生き方を変えるだろう

 

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新型コロナが、終息できても、私達の生活は、

元に戻らないと思う。

これまで、都会に集中し、都市社会を形成していた。

新型コロナで、在宅勤務が浸透し、それで支障がきたさないことになると、

通勤する必要がなくなり、会社としても、経費の節減につながる。

オンラインの生活が、通常になっていく。

 

会社に行かなくても良い状態になると

通勤圏の都会に住む必要がなくなる。

今後、私達は、ウイルスとの共存をしながら、生きていかなくてはならないだろう。

今、ソシアルディスタンスを取ること、ステイホームが、要請されているが、今後の生活も、三密を避けなければならない状態が起こるだろう。

都市から、地方に、人々の生活は、拡散していく。

息の詰まった、物理的にも精神的にも、息のできない生活から、自然を求めて、地方に分散する。

新型コロナウイルスは、価値観を変え、私達の生活も変えるだろう。

経済成長よりも、国民が幸せを実感できる生活が求められるようになる。

土地付きの一軒家は、価格の暴落を続けてきた。

便利なマンション価格の方が高くなつていたが、

今後は、土地付きの家の需要が多くなると思う。

テレワークは、これからも、生活のスタイルを一変させる、と思う。

 

 

ジェラテイオーテ、有馬温泉に。

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有馬温泉に、

国際コンクールて、日本1になった、ジェラートのお店がある。

来年は、各国で選ばれたその国の優勝者を集めた、世界大会に、出場する。

元々は酒屋さん。

お酒をつかつた、風味豊かな独特のジェラート作り、

旬の果物のこだわりも半端じゃない。

 

 

 

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いちばん人気は、ミルクジェラート。

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糖分にこだわり。

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ジェラートは、数学的で科学的。

 

0.1グラムまで計算して滑らかさを引き出す。

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優勝したのは、バターナッツf:id:happyengel:20200424105220j:image

 

国際コンクールの優勝で、世界ランキングに入っている。

アジアで一番美味しい、ジェラート。

バフェ専門店も、オリジナルジェラート使って、計画中。

 

宣伝みたいですね。

有馬温泉は、我が家から、車で20分。

ジェラートが食べたくて、全国、海外からも、訪れるお店とか。

全く知らなかった。

亡くなった友人が、甘いものに目がなくて、

会うと、パフェとか、ジェラートを幸せそうに食べていた姿が、忘れられない。

 

有馬にも、何度か一緒に行った。

温泉が好きで、長風呂。

カラスの行水だったわたしは、たまらず、先に湯船を出るのだけど、心臓がパクパク、喘ぐようだった。

このお店は、2014年から開いていたというのに、

知らなかつた。

連れて行ってあげたくても、叶わない。

お店は、今は、新型コロナで、休業中。

オンライン販売はしているようです。

 

 

 

 

 

 

カビノマスク

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不評を買っている、布製マスク。

あのアベノマスクと呼ばれていたのが、

カビノマスクに変わった。

不良品を届けられ、

検品を強化するとか言ってるが、国民の要望に沿わないことばかり。

とんでもなくて、腹立たしいのに、カビノマスクには、笑わせてもらった。

暗いニュースばかりの中で、

笑い者になって、せめてものお慰みになっている。

政治が機能していると思えない。

阪大の名誉教授の宮坂さんは、マスクの費用で、

PC R検査の装置とそれに関係する費用に当てられる。

そちらの方がはるかに国民の為になる、と言われる。

マスクにかける費用も、三社に発注したのが、総額で。90億円程度。送料を入れても、残りの高額な費用は、内訳がどうなってあるのか、という疑惑も湧いている。

 

未だに。五月連休明けに、経済活動ができると期待している人がいる。

そういう甘い考えを持てるのは、新型コロナの怖さを、軽視しているのではないか。

 

そんな甘いものじゃない。

むしろこれから、オーバーシュートが、起こりかねない。

働かないといけないのに、家に止まっている、元気な人達は、

家にいなくちゃいけない高齢者が、外にフラフラ出ていて、パチンコ店に行ったり、郊外に出ていくのを、腹立たしく観ている、と、若いコメンテーターが言っている。

 

パチンコは、中毒性が問題になっているが、

新型コロナの怖さを身に感じてないのだと思う。

 

これくらい、大丈夫。

我慢できない。

 

自分の感情のままに行動してしまう。

悲しいかな、腹立たしいかな、と思うけど、それが現実。

自粛は、解かれそうもない。

愚かな政府が、経済を焦って、自分の都合の良いように、自粛を緩めることが有れば、

オーバーシュートを加速させるだろう。

アブナイ内閣は、思いつきや感情で、

国民に背を向けて、やりたい放題、

やってきて、緊急事態になると、適切な判断ができない。

岡江久美子さんが、新型コロナに侵され、肺炎で亡くなった、というニュース。

非常に恐ろしいウイルス。

布製マスクでは、防げない。

簡単なものじゃない。

 

 

 

 

ピアノレッスン

 

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休みじゃないかな、と思ってたので、ピアノのレッスンをサボってた。

前日に、カルチャーセンターに電話した。

お休みでしよう?

イエ、やってますよ。

ホールで、扉を開放してやってます。

前回もそうだったのは知っていた。

グランドピアノを使っている。

ピアノ教師の娘さんの入学式で、お休みだつたので、かれこれ1ヶ月になる。

最初は、一回あくから、と喜んで。レッスンを怠り、

コロナだもの。

ないよね、と自分に理由をつけて、サボタージュ。

練習しないと、ピアノ、やめようか、とか、

練習してもうまくならないし、とか、ネガティブ思考が働く。

明日のレッスン休もうか、と思ったが、レッスンの費用がもったいなくて、ピアノの前に。

大好きな、曲なので、この曲はパスしたくない。

エリザベステーラーとリチャードバートンが主演の、いそしぎ。

海辺に住むのが夢だった。

自由奔放な画家、というスタイルにも憧れた。

キリスト教主義の私立校の校長が、リチャードバートン。

お金集めに追われ、司祭を志した頃の、純粋な自分を忘れていた。

彼女に会って、愛と情熱を知り、本来の自分に戻ろうと決心する。

海辺で、絵を描いている彼女を、崖の上から眺め、

別れを告げて去っていく。

最近良く忘れるけれど、この映画は、ほとんど一部始終覚えているし、

場面が目に浮かぶ。

昔、淀川長治も、この映画を秀作に挙げていた。

こうして書いていても、胸が痛くなるくらい。

レッスンに行き、ボソボソと弾いて、完璧じゃ全くないのに、終わりの丸をつけてくれた。

先生が弾くと、うっとりして、聴き惚れる。

練習してないのでうまく弾けません。

これはいつものわたしのセリフ。

来てくださるだけで、嬉しいです。

ピアノ教師は、これしか言いようがない。

30分のレッスンだから、あっという間に終わる。

終わると、気持ちが軽くなって、清々しい気分。

やらないよりは、やった方が断然良いと思う。

認知症予防にも。

テレビで、認知症予防に、

運動と、二つのことを同時にやる動作と。芸術の三つを挙げていた。

脳を活性化させるそう。

 

 

 

 

 

 

ステイホーム

 

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緊急事態宣言が出されて、今日で2週間。

新宿、梅田が、80%をクリアし、

その他のメインの中心部も、70%を超えているけれど、

海岸や、地元の繁華街には人が溢れ、

ジョギングや散歩する人で賑わっている所が指摘されている。

子供がいる家で、じっと家にいることは困難。

息が詰まりそうで、耐えられない家族の軋轢も生まれる。

家にいて、お酒に走る夫に、文句を言いたくなる奥さんが、

夫を罵るという場面も想像できる。

口では負ける男の人は、暴力で、妻を黙らせる。

子供達は泣き叫ぶ。

一方、家庭の団欒に時間が取れなかった、猛烈サラリーマン

は、在宅勤務になり、家庭生活が新鮮で、家族団欒を楽しんでいるだろう。

 

経済的に余裕のある家庭と、困窮して、

コロナで死ぬよりも、首を括ルほうが先、という切迫した家庭もある。

 

ステイホームの現実は、貧富の差がわけている。

 

家庭内暴力は、隠されている場合が多い。

私が一番、心痛むのは、家庭内暴力だ。

肉体だけでなく、心を深く傷つけ、後遺症を残す。

 

貧しさと暴力は互換性がある、と私は思う。

精神的貧しさと、物質的貧しさも、互換性がある。

 

政治に携わる人は、国民の痛みを共有できる

人でなければならない。

橋下さんの政治スタイルについて、

危険な思想だ、という人もいるけれど、

私は、橋下さんの発言は、民主主義に基づいている

と思う。

今、政治がやらなければならないことは、

国が倒れることになろうとも、お金を増やして、

国民に配ることだと言う。

ステイホームができるのは、余裕のある人の言うことだ。

 

私にとって、ステイホームは、通常の生活だけど、

働かざるを得ない人達には、贅沢な話。

 

議員は、年間実質的に8000万円も入っている。

橋下さんの怒りは沸点に達している。

 

真剣な眼差しを見て、私が泣けるのは、

大阪府知事と、橋下さん。

 

イギリス女王のメッセージも、感極まって。

海外では、真心を込めて、素晴らしいメッセージを

国民に向けて発信している。

日本の政治家には、

心の琴線に触れる人は少ない。

 

他人事なのだ。

 

与党も野党も。