じわじわと円安が進んでいる。
やっと、テレビで、取り上げていた。
日本は、抜本的に見直さなければ、衰退の
一途をすすむだろう。
目に見えていた、値上げ品は一時的なものではない。
スーパーでは、売るために、値上げを抑えてきた。
観光国として潤ったのは、日本の物価の安さが大きかった。
私も、フランスに行って、何でこんなに高くなったの?
日本の方が安くて暮らしやすいとずっと以前に思ってた。
ユーロになって、極端なインフレが進んだ。
アメリカでも、以前は安かったホテル代がどんどん高くなって行き、
レストランの値段も上がって行った。
マクドが日本の方が安い。
以前、アメリカの給料は日本以下だったのに、いつの間にか、
日本の倍以上になっている。
フランスも同じ。
プラダやブランド物の値段が、随分上がっているのを見ても
物価の違いが頷ける。
給料がインフレに見合って、上がれば、問題ないのだけど、
日本は25年のデフレで、世界の経済から大きく後退してしまっている。
後進国並みの現状を理解している人は少ない。
今の円安は、世界が日本の経済にネガティブな証拠で、悪いインフレ
が進みつつある。
日本人の殆どが、銀行や郵便局に貯金している。
貯蓄のために、買い控えが続いている。
企業は、買ってもらうために、安売りで、儲けなし。儲けがないのに、
き給料はあげられない。
経費を削るために、人を減らして、効率を上げようと、労働環境を悪化させてきた。
その間に、できた経済格差の広がり。
安い労働力を海外に求めて、日本はスカスカ。税収入も上がらない。
とことん、落ちたら、ボールのように、リバウンドで上がれるのだろうか?
日本が昔の幻想を持って、いらないプライドに金縛りになっている限り、本当に、
とことん落ちぶれる。
八方ふさがりになって、死に体を投げ出して、戦争をまたやらかすのだろうか?
日本は、今、ミニマリストが流行っている。
いらない生活で、貯蓄に励む若い世代が増えている。
不安が先行しているからだ。
日本は変わらなければならない時が来ている。
昔の名前で出ている人たちは、成功体験に、
しがみついている。
岸田政権も、成功体験にしがみついていることに、
変わらない。
改革という名前だけが踊っているだけ。
維新の化けの皮も剥がれている。
日本のとるべき改革は、甲斐より始めなければならない。
企業からの寄付を止めるために、政党助成金ができたのに、
自民党では企業からの多額の寄付を受けている。
企業のための政治から脱却できない。
あらゆる意味での、国土強靭化計画の推進。
オイルに頼らず、風力と太陽、技術革新と地熱発電で豊かなエネルギー確保。
作物が豊かに実り、肉牛が自然の大地で育つ国土。
地震や災害に耐えられる国土。
輸入に依存しない国を、研究開発によって、
促進させること。
雇用の心配のない、仕事の豊かな国土。
内需の好循環への改革。
本当に身につく教育への改革。
キリがないほど、やらねばならない改革はある。