人間の幸福度は、700万円の収入以上では、変わらない。
4%ルールで、消費すると、貯蓄も増えて行く。
という本が出ているそう。
早期退職して、幸福度の高い自由な生活をしたい人への
アドバイスのような本。
4%って?
7%の投資リターーンのうちの4%は、好きなことに使って、
3パーセントを残して、貯蓄に回す、という意味だとか。
2人の生活費で、700万円有れば、幸福度の高い生活ができる
というのと合わせれば、収入が700万あれば、給料のため、
我慢して 不幸感を生きる必要がない、ということのよう。
収入が100万円でも、幸福感の高い人もいるので、
一概には言えない、と私は反発した。
幸福度のというのは、その人の精神的な価値観によって
様々だと思う。
ただ、投資額の7%リターンから投資額を算出すれば、
投資額は1億にもなるわけ。
アメリカの不動産は、15パーセントのリターンはザラにある。
8%の800万円は、ローン返済金だと、一億の投資も可能だ。
投資に興味のなかった息子が、投資は楽しい、面白い、
ということを知って、物欲が薄れて、
ブランドに興味がなくなっている。
高級な車も欲しくない、という。
つまり、
息子は、仲の良い相棒の奥さんがいて、
愛猫がいて、広い家に住み、環境も良くて、
投資に、ローンが払える給料をもらっていて、
ゴルフ熱が続いていて、
幸福度の高い生活をしている、ということ
なの。
私は幸福だと思えるのは、息子が、お酒をやめて、
食事に気をつけるようになり、
健全な身体を取り戻しているから。
心筋梗塞の危険度が多いと診断されて、高血圧も心配だった。
ニートじゃない、ということは、親としては、
最大の幸福かもしれない。
周りには、子供がニートで引きこもりだという
話をよく聞く。親はしっかりしているのに、
引きこもりや、暴力を振るう子供の話を聞く
と、親の辛さが身に染みる。
高齢の親にぶら下がって、
逆現象が社会問題になっている日本。