先日亡くなった、瀬戸内寂聴さんの食べ物への執念はすごかった。
お寺から、毎日、焼肉か、天麩羅料理かを食べに行かとか。ものすごく食べるのよ、とか、
テレビで話していた。
最近は、明日死ぬかもしれないから、食べたいものを食べておく、という毎日だったとか。
90代で亡くなった、宇野千代さんも、毎日、霜降りの脂身の多い肉を食べていた。
そして二人に共通するのは、性欲の強さ。
生命力は、食欲と性欲が、土台にあって、衝動的な動物性が、生命力というエネルギーを消費させ,循環させているのかもしれない。
長生きできるのは、小太りで、コレステロールが高く、血圧も高めの人だとか。
痩せている人よりも長生きできるというデーターが出ていて、高齢者は、ダイエットなどもってのほからしい。
食べたいものを食べて、人との関わりの中で、
社会参加したり、働く場所を持っている人は、
老いを遅らせ、若々しく生きることができるという。
食べたいものが、ない。
出ていくのが億劫だ。
家に引きこもりがちで。何もすることがない、
という状態は、確実に老いている、ということを
認識する。
死ぬまで好奇心を絶やさず、飽くなき食への欲望を持って、素敵な人がいたら、胸をときめかせた、瀬戸内寂聴さんや、。宇野千代さん。二人は肉食動物性を持った,生命力に満ちた人生を燃焼させた。
食べたいものを食べなきゃ。