青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

トレーニング

 

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体調が戻ってきた。

ジムが始まって、3日。

家で、ストレッチやって、近くを散歩しても

追いつかなかったことがわかる。

筋トレやってる虚しさを感じる時も、多々あるのだけど、

身体健やか、心も健やか。

軽快に歩けると、信号でも走れる。走る気になる。

 

トレーナーは、私の体調が悪いと訴えると、

気のせい、で片付ける。

若い人は、わからない、と不満を感じたり、筋トレに囚われる、

と文句言ったり

やらなかったら、今頃、腰曲がって、寝たきりになる、と

言う。

冗談でしょう。

周りの人達は、皆元気で、シャンシャン歩いてますよ。

と反撃する。

私は、そんなふうになりません。

 

牛に惹かれて善光寺参り、よろしく、

言われたように、やっている。

 

家にたどり着こうとしたら、電話がかかってきた。

海外に住む友人から。

今日、肝臓癌だと言われた、と。

嘘でしょう。

肝炎にかかって、体調が優れない日々があって、

しばらく音信が途絶えていたので、元気にしてるかな、

と思っていた

 

途上国の病院のこと、信頼できない。

誤診じゃない?

そう思いたい。

日本に帰るにも、飛行機が飛ばない。

飛ぶ日は、わずかに決まった日だけ。

 

その夜、医療に詳しい友人に電話で聞いてみた。

情報をメールで送って、と言われてたから。

向こうの病院で、紹介状を書いてもらって、海外から、

予約もできるとか。

 

 

日本大使館の医務官が、付き添って、

現地の病院で、更に検査することも早々、決めていた。

成田に着くと、友人に、小田原から、車で迎えにきてもらえる。

関西まで送ってもらう。若い友人が多い。

日本大使館で、帰国後、2週間の病院隔離もできると教えてもらった。

日本の病院も、予約が有れば、好きな所を選べるらしい。

2週間の隔離の間に精密検査してもらえるなら、好都合。

さすが、海外で長く暮らしている人だけに、ピンチ

を乗り切るのは、慣れている。

それにしても、周りの人、癌が多い。

二人に一人が癌になる、と言うから、

それが普通なのかしら。

 

エネルギッシュで、やりたいことをやれる、

力強い人は、克服して治っている。

きっと彼女も治る。

 

私は、せっせと、免疫がつくという、筋トレ

に励むしかない。

老体に鞭打って。