青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

満開のツツジ

 

f:id:happyengel:20200506163237j:image

 

どう表現したら良いのだろう。

満開のツツジ。

花の絨毯のように、白と紅色のコントラストが美しく、

散歩の足を止める。

ふりだすかな、と心配になるどんよりと曇った空。

光が一杯ある時の、暑苦しさがなく、沈んだように見える紅色が美しい。

よく見ると、白と紅色が混ざった、ツツシもある。

ピンクと紅色の花も。

f:id:happyengel:20200506163650j:image

 

マスクをしていても、花の香りが伝わってくる。

ツツジは、子供の頃、好きな花じゃなかった。

今年、御崎公園が閉館して、惜しむ人々が、

訪れる風景がテレビに。

子供の頃、御崎公園に連れて行ってもらった思い出が蘇る。

ツツジが満開の頃だった。

母方の祖母と叔父、叔母、そして母と3人の子供。

父はいなかった。

祖母も叔父も叔母も、この世にいない。

祖母の一生は、辛いことなの絶えなかったものだったけど、優しくて明るかった。

祖母が沢山のおにぎりを作ってくれて、お花見弁当。

あの時の、笑い転げる、笑顔が浮かぶ。

懐かしさが、胸を熱くした。

雨はまだ降らない。

風が強いのが、歩いていると気持ちいい。

その道を通ると、必ず、うくいすのなきこえがする。

何回が、聴こえて、とこにいるのだろうと、声のするあたりを眺めていると、ピタッとやむ。

向こうからは見えているのかしら。

散歩に出てくるまでは、腰が重いけれど、

歩いているうちに、身体が温まって、身体の痛かったところが、いつのまにか消えている。