高台にある近辺の桜も、今満開の時を迎えて、ちらほらと花びらを散らしたいる。
毎年、自治会が催している、桜祭りは、七日に設定されている。
多分、持たないだろうな。
週末までは、お天気が続かと天気予報は予想していて、週末には雨だそう。
毎年、ほんのわずかな花の命。でも、死ぬんじゃなくて、毎年息を吹き返して、再生している。
人間ももしかしたら、再生し続けるのかも。
森繁久弥は、桜のように、バット咲いて潔く死にたい、と言っていたけれど、長生きして、色華やかな人生だった。
桜は
人を狂わせる花でもある。
お花見にかこつけて、飲めや歌えの饗宴は、毎年の行事みたいになっている。
息子が帰ってくる頃には、すっかり花が散って、青葉が出ているだろう。
気まぐれな桜。
あれほどの寒い冬が長かったのに、もう少し耐えて咲いて欲しい。