私には、玉置浩二の声と歌が合っている。
ジュリーのフアンで、コンサート会場に何度も足を運んでいる人のように、
それほどの情熱はないけれど、同じ歌を何度も聞いて、飽きないのは、玉置。
ビデオに撮っている、オペラ、X JAPAN、玉置のコンサートのうち、ストレッチボードを使っている間に、聞いていたいのは、玉置の歌になる。
収録している、同じ歌を聴いいている。
パリから来ていた従姉妹は、玉置のような人を恋人に持ったら、大変な苦労をするだろう。
どうしようもない人間。神経がグタグタになるわ、と。
ふうん、と私は聞いていた。
可愛い、と私が言うのは、理解できるらしい。
ジュリーが可愛いと言う人もいれば、玉置が可愛いと思う人もいる。
フィーリングは、それぞれに違うから、フアンになるのも、人それぞれ。
私には、玉置の歌が、心地よく響く。
何度聞いても、また聴きたくなる。
私にとって、玉置はセクシーで、可愛くて、たまらなく魅力のある歌手。
そういう、歌い手は、いない。
ドミンゴの、福井さんも、メトロポリタンの、すごく上手い、心を惹きつける歌手は、たくさんいるけれど、玉置の歌は、詩を聴いているような、心の琴線に触れるような、それでいて、ありふれた日常的な、暖かさ、ぬくもりと、孤独感を共有できるような歌と声、歌い上げる心がある。
私って、どうしようもない、やんちゃで、女の泣かせる男に魅力を感じるのかな、なんて。