友達って、いつでも側にいられる存在じゃない、ということがわかったような気がする。
友達だから、そっとしておいてあげなければいけない場合がある。
友達だから、そうしないといけない場合がある。
同じ病を得て、共感を分かち合える場合は、寄り添うことができるけれど、
病気で苦しんでいる時に、元気で、どこも悪くない友達ができる、友情は、
自分の辛さを堪えて、そっとしておいてあげることが一番ないか慰めになる、ということを
学んだ。
連れ添うご主人や、兄妹姉妹は、友達とは違う。
友達は、一緒に遊ぶ関係が一番良い。
話をするのも、対等の関係が良い。
苦しんでいる友達に、求められれば、すぐに飛んでいって、
心の支えになれれば、それは素晴らしいこと。
自我を押し付けてはいけない。
親切の押し売りはいけない。
心と心が通いあうためには、共通の体験と、共に支えあってきた歴史が必要だ。
友達は、元気で笑いあえる時。
とりとめもない愚痴を聞いてもらたり、もらったり、
行く道を相談したり、
一緒に食事したり、趣味を共有したり、
かけがえのない、必要な存在だけど、
そっとして、距離を置くべき時もある。