青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

マルセイユのホリデーインエクスプレス

 

f:id:happyengel:20180714144041j:image

やれやれ、マルセイユに戻ってきた。

預けた手荷物をもらって、部屋に入ると、疲れが休まるよう。

部屋に水が置いてないので、隣にある、シテイのスーパーに。

もう出かけたくないので、ワインとサラダがわりになる、大好きなラケツト、を買う。もう一つしかなかった。

イタリアンには、欠かせない野菜。

わたしはこれが大好き。

 

f:id:happyengel:20180714144059j:image

残り物が重宝。飛行機の中でもらった

シャケのおにぎりをスーツケージにいれたら。つふれてた、お米が溢れ、新しいスーツケースなのに。

マルセイユで食べたいのは、ブイヤベース。

ミッシェルのブイヤベースが最高に美味しい。

買ってきた旅行本にも、はじめに載っている。

 

f:id:happyengel:20180714144114j:image

わたしが昔、行ったのは、オールドポートで出会った、お爺さんから、勧められて。

その頃はまだ、有名ではなかった。

そ 一人前を二人で分けて食べた。

次に行くと、ブイヤベースは、二人前からでないと受け付けてもらえなくなった。

マスターは相変わらず、マドロス服を着て、ブイアベースにするお魚を持って見せに来ていたが、ウエイターの格式が上がっている。

お金持ちそうな客達が大家族で、やってくるようになつた。

f:id:happyengel:20180714144132j:image

 

息子に食べてもらいたくて、行った時は、

まだ空いてなくて、ミストラルがきつく、寒かった。浜辺で待っていた。

二人前のブイヤベースを頼むと、もう他の食べたい料理までお腹が入らない。

そして、値段は行くたびに高級に。

 

f:id:happyengel:20180714144148j:imagef:id:happyengel:20180714144218j:image

今どれくらいなのかな。

ブイヤベースは、お魚の出汁が出た、スープに、

ガーリックソースをつけたパンを浸して食べる。

スープがたっぷりあるのだけど、残す人が多い。

あれ、また使ってるだろう、と息子が言っていた。

オールドポートのブイヤベースの店に、ガイドで載ってたところに、一人で行ったことがあるけど、全くくらへものにならないくらい。

 

f:id:happyengel:20180714144255j:image

 

今も健在だろうが、一人では行く気がしない。

出かける元気全くなくて、ワインとパンで、寝てしまった。

アビニヨンの演劇祭

 

f:id:happyengel:20180714011718j:image

マルセイユからTGVで、アビニヨンTGVで乗り換えるのに、手間取って、予定の時間から、一つ遅れて乗ったので、わずかな距離だけど、チケットの検札に来たらどうしようなんて、そわそわ。

センター駅につくと、懐かしい光景。

 

f:id:happyengel:20180714014413j:imagef:id:happyengel:20180714014451j:imagef:id:happyengel:20180714014513j:imagef:id:happyengel:20180714014550j:image

 

 

この駅から、ボーに観光バスで行った時に、知り合ったおばあちゃん。

シエラルフイリップと親しいと言ってた、バリのジャーナリストだった女性。

 

 

f:id:happyengel:20180714014618j:imagef:id:happyengel:20180714014641j:imagef:id:happyengel:20180714014706j:imagef:id:happyengel:20180714014738j:imagef:id:happyengel:20180714014751j:image

 

 

 

 

 

駅前の障壁を通ると、そこは、演劇祭でわきあがつている。

でもなんだか雰囲気か違った。

観光客が多くて、ホテルやレストランが増えている。

 

f:id:happyengel:20180714014819j:imagef:id:happyengel:20180714014855j:imagef:id:happyengel:20180714014919j:image

法王庁の広場はガランとして、人が少ない。以前は、いっぱいの人が、バーフーマンスを見物していた。

法王庁の中で、演劇も見られた。

あまりに熱く、レストランやカフェが人だらけ。

夜のチケットを買っていたのを、変えてもらって早く帰りたいとおもうばかり。

疲れに飛び込んで来た感じ。

 

f:id:happyengel:20180714014513j:image

 

 

車椅子の人や、相当のお年寄りが元気に沢山いるのには驚き。近くのホテルに泊まっているのだろう。

いくつかの大道芸を見て、美術館に入って、演劇を見る時間はないのだけど、チケット売り場は、ものすごい混雑してて、入ることも出来ず。

ガイドに載っていた、アングラドン美術館を最後に見てから、駅に向かった。

列車に間に合うかの瀬戸際。

 

 

 

f:id:happyengel:20180714014951j:image

チケットを買えて欲しいとたのんた。高くなると言われたが、そんなことはどうでもいいから、早くホテルでくつろぎたい。

各駅停車の、一時間半かかる列車だけど、少しでも早くマルセイユにつけば嬉しい。

駅で、チケットを機械に通す時間がなくて、駅の係員に言うと、中でいいとのこと。

事前にチケットにおしておかないと、罰金かわとられるとか聞いたことあったので。

すごく疲れて、眠たくて。

 

f:id:happyengel:20180714015018j:image

熱中症にならないかと心配した。フラフラして、吐き気もして。

これでアビニヨンへの思いも卒業。

頭がぼうっとしている。

マルセイユ

 

f:id:happyengel:20180713192701j:imagef:id:happyengel:20180713192714j:imagef:id:happyengel:20180713192722j:image

 

空港から、8ユーロ20で、15分おきに走っているバスに乗った。

楽なほうが良い。

ホテルの朝食は、充実していて美味しかった。

SIMカードを買うために、早めにホテルを出た。

空港には売ってなかった。

 

f:id:happyengel:20180713192708j:image

サンシャルルの駅まで行かないと売ってない、と言われた。

今夜は、駅前のホリデーインエクスプレスに泊まるのぇ、荷物預けてアビニヨンに行こうと思って。

ホテルは駅前てすぐわかる。

駅でもなくて、大通りのショッピングモールに行けばフリーな店があるとか。

 

 

f:id:happyengel:20180713192749j:image

 

ホテルはまだ部屋の準備ができてない。荷物だけ預けて、気が焦る。

通りの方に歩いて行くと、インターネットな店があるので、フリーの店を知ってないかと聞いた。

SIMカードを売っていた。

どこのかわからない。

助けてくれるから、と聞いて、アイフォーンを出した。

値段が安いので、繋がるのか心配。日本語なのぇ、わからないと言われ、詳しい人がいるから、と奥に持って行ってしまった。

大丈夫かしら。

 

f:id:happyengel:20180713192832j:image

出てきた人が丁寧な番号入れたり、すべてやってくれた。

わたし一人では絶対にできない。

値段はやすく10ユーロ。

4gじゃなくて、3だけど早い。

一ヶ月間4ギガも使える。

そんなにいらない。

駅に行き、アビニヨンの往復を買おうと並んでいたが、ネットで予約できるので、それも並行したやってみた。最後のクレジットカーォがおおらなくなつている。SIMカードのせいなのか?

窓口で並んだ順番が来て、チケットを買えたから、良かった。日帰りなので、夜に遅くてかえつてくる。

駅前のホテルだから安心。

 

マルセイユ空港のホテル

 

f:id:happyengel:20180713125516j:image

 

フランクフルトからマルセイユまで、飛行機で1時間半。

ビジネスクラスもファーストクラスも、エコノミーと同じシートだけど、

中席を空けている。

シートはゆったりしている。

飛行機で軽い食事が出て、これで今夜は何もいらない。

ツナのサラダなので、白ワインをもらった。

ドイツのパンが美味しい。いつもは控えている大好きなバターをたっぷり。

ワインがあれば美味しさは最高。

うつつしてると、アイスクリームだと、声をかけられる。

アイスクリームは皆一番好きそう。

空港に着き、ホテルにかける電話があったので、心配いらなかった。

空港に送迎があるホテルはイビス、キリヤッド、ベストウェスタンに、私が予約したチューリップホテルなど、たくさんあって、便利。

 

f:id:happyengel:20180713125534j:imagef:id:happyengel:20180713125558j:image

日本人の女性がハーフの男の子を二人連れて、イビスに電話をかけていた。

彼女達は、フランクフルトに住んでいて、ご主人の両親がマルセイユにいるので、やってきた。

夜遅くに動くのは危ないから、空港のホテルに一泊する。

私もこれで正解だったと思う。

2泊だから、中央駅の近くまで行くことも考えた。

飛行機は予定よりも遅れて、着いたら、10時半。

ホテルのピックアップはすぐにきてくれた。

 

f:id:happyengel:20180713125632j:imagef:id:happyengel:20180713125704j:imagef:id:happyengel:20180713125734j:image

ホテルのピックアップで、アメリカでは、1時間待たされたことがある。

携帯を持ってないとどうにもならない時がある。

ルーティンで、15分か30分おきに来るホテルは、電話しなくても大丈夫なのだけど、無料送迎はあっても、遠い所から来るホテルなどもある。

ホテルが止まる場所に、電話がなくて、携帯を持っている人に頼んで、電話してもらったこともある。

それ以来、空港のホテルでも、神経質になって。

マルセイユは、遅くても、インフォメーションに人がいた。

店は閉まっている時間だけど、ホテルは大丈夫。サービスが行き届いている。

ホテルに入って、ワイファイのコードをもらって、部屋に入った。

割に広くて、快適。

 

f:id:happyengel:20180713130259j:image

早速、コードを入れようとすると、ネットに繋がらない。

受付に、教えてもらおうと持って行っったら、わからない、オレンジに電話する、というだけ。

ネットができないことを考慮に入れてなかった。

日本でワイファイを借りてきたら、問題なかった、とたちまち憂鬱。

シャワーを浴びて、寝る支度を終えて、また見てみると、ワイファイがつなげられるようになっていた。

オランジュの故障だったよう。

 

 

明日は空港で、シムを買う。フリーの店が空港のある。

インフォメーションで、シムを売っている店はないかと聞いたら、

店は閉まっている、とのこと。

どこか、と聞くとフリー、だと。

夜1時半に寝て、あまり寝てない。

うつらうつらで、もう朝かと思ったら、まだ4時前だった。

お腹は空いている。

ネットができるので、このブログを書いている。。

 

だから、ルフトハンザは

 

f:id:happyengel:20180713072342j:image

 

いやー参った。

フランクフルトで乗り換え時間は十分あるはずだったのに、走りに走らされた。

国際線から、国際線なのに、ゲートを変えて、セキュリティに並び、ゲートにいこうと思ったら、

止められて、しばらく待って、通ったと思ったら、EUの入国検査に、ものすごい人の列。

これはならないと思って、荷物を見てて欲しいと頼んで、係りの人に乗れなくなるというと、ここを通るしかない、という。

 

f:id:happyengel:20180713072339j:image

イライラしながら並んでいても一向に進まない。

飛行機が間に合わない場合に倒してくれるやうなので、その人に言うと、飛行機のチケットを見せろと言われ、見せたら間に合う、と断られた。

また、イライラしながら待っていた。

20分前。

飛行機の時間まで20分しかないと言うと、やっと通してくれた。

入国審査を終えて、走りに走って、ゲートに。

10分前だった。

 

f:id:happyengel:20180713072336j:image

 

ルフトハンザでは、飛行機に乗れなくて、お金を追加で払わされて、その日に乗れないという、苦い経験があって、間に合って良かった、

飛行機までバスに乗って行く。

スーツケースを持って長い階段を降りてバスにのり、飛行機のそばまで来ると、まだ準備ができてなくて、バスの中で長い間待たされた。

飛行機に上がるのにも、階段。

イライラ、ドキドキは、もうこりごり。

こんなにまでして、外国に来るのはやめたほうが良い、ともおもう。

 

f:id:happyengel:20180713072332j:image

飛行機の中では、ビジネスなので、ゆっくり出来たけど、角クラスにカーテンがいつも引いてあって、ビジネスは、二つのトイレがいつも誰か入っていて、待つこと。

映画は、日本語がほとんどない。

隣に座った女性は、団体旅行でスイスに行くという。

子育てが終わって、海外旅行にはまっている。

ご主人は事後承諾。

エコノミーの人もいる。ビジネスに何人か座っていた。

添乗員が時々やってきて、不自由はないかとか聞いている。

食前のシャンパンは美味しくて、赤ワインも良かった。

 

f:id:happyengel:20180713072329j:image

食事も、まあまあ。

横になった寝られたのが良かった。

そのあとがいけない。

ハラハラドキドキは、心臓に良くない。

マルセイユの空港でホテル取っておいて正解だった。

あまり、うろうろしないで、のんびりしていたい。

疲れた。

羽田空港にいます、

 

f:id:happyengel:20180712122439j:image

 

昨夜は、にしこり、残念な結果に終わった。

旅行の前の気ぜわしい時間、見たり見なかったり。

準備は終わっていると思つてても、やっぱり寝るのが遅くなって、朝の4時に起きるのは辛い。

羽田からはルフトハンザで、フランクフルト乗り換えで、マルセイユに行く。

ルフトハンザでは、何回も荷物の紛失でこりている。

イタリアでは、4日間の滞在で、荷物がホテルに届いたのは帰る前日の夜だった。

飛行機の延滞で、保険が出ることを知らないで、毎日、夜に洗って朝から着る。

変えのパンティを一枚買っただけで、化粧品は、日焼け止めだけ。

何度もJCBまで行って、空港に問い合わせてもらった。

それを最後にして、ルフトハンザはならないと決めていたのだけど。

で、手持ちで行く。

 

f:id:happyengel:20180712122452j:image

 

 

小さなスーツケースにして。

半分入れるつもりなのに、スーツケースはいつのまにやら、満杯で行くことになつている、

羽田でピックアップするように頼んだ。

飛行機の中で、海外保険をかけた。

昨日、寝るのも惜しんで、ネットで、海外保険をかけたのが、治療費が2000万までしかなかった。

海外で、病気になると1億かかると聞いてから、クレジットの付帯保険では足りないので、病気に特化してかけたかった。

 

f:id:happyengel:20180712122539j:image

 

 

伊丹のラウンジで、1億かけられるのがあって、飛行機の無料ワイファイの間に、アクセスしていたけど、途中でおかしくなって、羽田についてから、保険を完成させた。

昨夜払った保険を解約したら、全額は戻らない仕組み。

でも、二重に払うよりはまし。

荷物を取って、一旦外に出て、空港の連絡バスで、ぐるっと回って国際線に。

旅行の本を買いたかった。

持っていると安心感がある。

羽田の国内線にある、

本屋に行くと、南仏は一冊もない。

国際線になると。結構たくさんの旅行本が揃っている。

南仏のが一冊だけあった。

 

f:id:happyengel:20180712122553j:image

セキュリティを通って、中にはいり、アナのラウンジに入るところに、海外旅行保険の各社が並んでいる。

ここでかければ良かった。

値段も安い。

あくせくして、二回も保険に支払って。

羽田の待ち時間が長いので、退屈だと思ってたのだけと、これで良かった。

ラウンジに入る頃には、朝からジュースと伊丹でコーヒーだけだつたので、美味しいもの食べようと思ったたけど、今頃食べたら飛行機の中で食べられなくなる。

白ワインをほんのちょっと飲んだだけで、ふわっと、

きにしながら、あまりお腹の負担にならないもの探して。

なんだか、もう疲れてる。

旅行に行ってきた気分。寝不足で眠たい。

旅行は行くまでに、ホテルを予約したり、キャンセルしたり、飛行機を変えたり、鉄道を予約したものをキャンセルしたり。

疲れて、疲れて出かける。

団体旅行のおまかせだつたら、楽だろうな。

それに団体旅行は、安い。

個人旅行のメリットは、自由気ままな旅ができる事。

それでも、出たとこ次第のような、元気は無くなっている。

心配性が出てきて、オーガナイズできてないと不安。

決めなくても、本当はなんとかなるのだけど。

ネットで予約すると、安いホテルも選べるけど、行き当たりばったりで、高いホテルしかないということもある。

 

福井敬リサイタル

f:id:happyengel:20180709100940j:image

 

今年も、恒例になった、福井敬さんのリサイタルが、フェニックスホールで。

先日来の大雨でどうなるかと懸念されかのですが、すっかり晴れました。

両方の妙がいる友人のために、是非是非晴れて欲しかった。

今回は、福井敬さんが力を入れている、イタリアの15、6世紀の古の宮歌曲を、古楽アンサンブル、アントネットとのコラボで、第1部を。

二部は。日本の歌とオペラの歌曲から、趣向を変えて。

 

f:id:happyengel:20180709100958j:image

 

今回は、早く、福井ネットで申し込んで他ので、前から2番目の席。

福井さんの声がすごくて、会場は割れんばかりに響きわたる。

こんなリサイタルが聞けるのは、幸せの極み。

フェニックスホールは、小さいホールだから、どこでも、舞台は近いけど、前が良い。

何度も福井さんがこちらと目があって。

 

f:id:happyengel:20180709101336j:image

 

一部のアンコールは、古楽にふさわしく、ボローニャの、ロミオとジュリエット。

 

豊中の小さなホールで、フランスからの古楽のリサイタルを聞いていた。

アントネットは、イタリアの宮廷で、城主の楽しみに始まった頃の古楽で、自由だったころの音楽。

休憩は20分。

二部は、私が知ってる曲ばかり。

さだまさしの、秋桜を、クラシック風に歌い上げる。

こんなに素晴らしい秋桜。

さだまさしの音楽も良い。クラシックを子供の頃に染み付いて、土台になっている曲は、ヨシキでもそうだけど、心に染み渡る素晴らしい旋律で、情感が豊かにできているので、福井さんのように、最高の歌い手が歌うと、感動的。

秋に、公演される、アイーダの、主演が決まっている。その冒頭からのきつい、というアリア。

道化師。

アンコールは、カラマツ。

友人が大好きな曲。

最後に、福井さんの絶品、誰も寝てはならぬ。

私は鳥肌が立って。

 

f:id:happyengel:20180709101022j:image

 

会場はいつも、後ろが上がって、終わるのだけど、。途中、地震が起こってたので、安全のために閉めていたのだろう。

 

CDに、サインをもらう時に、

福井さんの誰も寝てはならぬ、が、一番素晴らしいです、ローマ歌劇場のよりも、メトロポリタンよりも、ずっと。最高です。というと、

福井さんは、

励みになります、と謙虚に言われて、握手の手を差し出されて。

すぐ近くで見ると、可愛い顔されて、ハンサム。

友人が来れて、本当に良かった。

病後、初めての、楽しみだった。

松竹座、7月大歌舞伎

 

f:id:happyengel:20180704024639j:image

 

7月大歌舞伎の初日です。

高麗屋三代の襲名披露公演。

松竹座では、白鵬と幸四郎が、襲名披露の公演を、

仁左衛門始め、上方歌舞伎とのコラボ。

いずれも踊りも芝居も実力のある役者さん揃い充実した、見応え満点の、暑い夏に、さらに暑い舞台。

孝太郎と壱太郎の艶やかな、寿三番叟から、始まり、二作目は、中村鴈治郎と扇雀の兄弟が、めずらしく二人で息のあったところを、車引き、で。

三作目は、白鵬が、河内山を。

そしてなんといっても、昼の部は、勧進帳。

 

f:id:happyengel:20180704024703j:image

 幕が上がって、長唄と三味線、鼓が、ずらっと下段。能狂言仕立ての舞台。二階の一番前の席から、舞台の端から端まで、よく見えて、音や声の通りも良い。

最初から、もう感動してる。

 

f:id:happyengel:20180704024812j:image

 

仁左衛門が、冨樫を演じている。

姿が美しい。弁慶は、襲名の幸四郎。

高麗屋の芸を継承した弁慶。

仁左衛門の冨樫はさすがに素晴らしい。

幸四郎の弁慶との、姿形の美しさに惚れ惚れする。

観客を圧倒して、迫力のある舞台だった。

 

f:id:happyengel:20180704024733j:image

弁慶は、お家芸で、それそれの弁慶を競い合っているが、

仁左衛門の弁慶は、団十郎、幸四郎が演じる、東の男性的な弁慶とは違う。

仁左衛門にしか演じられない、情感溢れた、人情を、全面的に出した弁慶。

 

 

今日の幸四郎が演じた弁慶も良かったけれど、私は仁左衛門の弁慶に泣かされる。

 

歌舞伎は肉体芸なので、激しい役になると、次第にやれなくなる。

仁左衛門の冨樫も良いが、もう一度、弁慶が見たい。

 

孝太郎の、義経が、花道に立つ。

よく似合っている。

 

 

 

オペラ。トウーランドットパーリ歌劇場

 

f:id:happyengel:20180702120142j:image

 

 

 

フェスティバルホールでの、イタリアパーリ歌劇場公演、トウーランドットを聴きに行きました。

この日、西宮芸術センターで、玉置浩二の、プルミエールシンフォニーオーケストラの公演と重なって、わたしはうっかりして、この日のチケットを買ってしまい、安くで手放したのですが、

玉置浩二のチケットはプレミアついて、しかも、よい席だったので、残念なことをしました。

トウーランドットは、WOWOWで、メトロポリタンオペラのものを見ていたので、壮大な舞台装置と、衣装、出演者の数が、宮本亜門の言葉を借りられは、オリンピックのようなので、パーリの、シンプルな舞台で、三階、の上の方から見ているので、小さすぎて、ほとんど聴くだけで、表情もわからない。

 

f:id:happyengel:20180702120156j:image

 

それでど、音響が素晴らしいので、生では良い。

イタリアパーリ歌劇場は、南イタリアにある、古くからある歌劇場で、その実力の評価が、何年高くなっている。

トウーランドットは、プッチーニの遺作で未完のオペラ。メトロポリタンでは、リユーガ自害するところまでプッチーニが書いたものを、その後を創作したものを上演しているので、そのつとりだつたら、

バーリでは、リユーの月亡くなった所で幕が降りた。

プッチーニは、蝶々夫人で、純粋な愛に身を捧げる女性を描いている。

 

f:id:happyengel:20180702120212j:imagef:id:happyengel:20180702120222j:image

 

このオペラでは、その役割は、リユー。韃靼の王子を慕い、盲目の王の世話をしながら、王子を探して、巡り会う。

これまで全ての求婚者達に三つの謎をかけ、解けなくて、死を与える、残酷なトウーランドットを見て、魅せられた王子は、止まる二人の声を聞かずに、求婚を申し出る。

姫の謎かけを三つとも解いて、トウーランドット姫は、結婚を拒否。

王子は、自分の名前をが、夜明けまでにわかれば、

自分は死を選ぶ、と宣言する。

第三幕は、夜中、トウーランドットから、夜明けまでに、王子の名前を探し出さなければ、死刑だと言われた人達。

 

 

有名な、曲。誰も寝てはならぬ、が、幕開けにうたわれる。

パバロッティの十八番で、日本では、この歌は、福井さん、と言われる歌。

この舞台でも、とても良かった。

おそらく、メトロポリタン歌劇よりも。

 

 

f:id:happyengel:20180702120234j:image

 

のころで、プッチーニの遺作は、

蝶々夫人の舞台、日本を、中国に移して、

竹取物語を引用したのではないかと、わたしには思われる。

本当の主役は、奴隷リューてばないか?

だとしたら、プッチーニはほとんど完成形で筆を置いたのでは?

竹取物語を、歌舞伎で、残酷で、わがままな姫に作り直して、猿之助が演じていた。

皆殺しをする残酷な姫が、謎解きをした王子に、初めて恋して、優しい姫になる。

修行を終えて、かぐや姫を迎える、月からの迎え。

 

トウーランドットは、

リューが王子への愛ゆえに、名前を語らず、

王子の幸せを願いつつ、全てを無くせ、希望を失ったリューは、愛の苦しみから、永遠の眠りにつきたいと、自害する。

プッチーニの死後、付け足しているのは、リユーの愛に、心を打たれたて、ショックを受けた、トウーランドット。震えるトウーランドットは、抱きしめられ、熱いキスを受けて、王子への恋に芽生えるという物語に仕上がっている。

プッチーニの、竹取物語への想像が、トウーランドットを作ったとも取れるし、残酷な姫な謎解きは、

昔からよくある設定だから、

その共通点において、愛がすべてをとかす、というコスモポリタンな舞台だとも言える。

 

 

西宮まで帰ってくれば、

まだ、西宮芸術センターで、歌っているころ、とか、そろそろアンコールな田園かな、と気持ちが高ぶって。

オペラの中で、バーリ歌劇場のチケットは、まだ安いほう。

ボックスとか、S席は3万円代の設定。

わたしの席は、最低の9800円。

オペラは、オーケストラ席で見るべし、だけど、日本は高すぎる。

一月3日の、ブラは歌劇場の、フィガロの結婚のチケットを特別販売していた。

買わなかった。たくさん並んでいた。

 

西宮芸術センターの、恒例になつている、なつのオペラは、安くで、有難い。

 

 

ピアノのレッスン

 

f:id:happyengel:20180626145450j:image

 

近くにあるカル

チャーに、ピアノのレッスンに空きがあったらと申し込んでいたのだけど、返事がないので、のぞいてみたら、やはり、午前中のあきはないが、午後の子供の時間に空きができたので、お試ししませんか?と。

午後でもその時間なら行けるなぁ、と申し込んだ。

簡単な楽譜が用意されていて、全く、鍵盤を触ったことのない人のためのもの。

言われたように引くと、いい感じです。なかなか良いです、と褒められて、来月から、この時間で、申し込んだ。

月二回で、4500円の個人レッスンだから、安い。

30分だから、ちょうど良い。

ボケ予防と、ピアノの調律の必要性のために、始めようと思った。

 

わたしのことだから、すぐに飽きてやめてしまう可能性大なんだけど。

ジャズピアノを習っていた友人は、毎日何時間も練習していた。

なんとかうまくなりたい一心で、すごい練習だった。

彼女は、負けず嫌いと努力家だったけど、わたしは、自分に甘いから、何もかもが中途半端で、アバウト。

 

だから、必死で頑張ったら、それなりの成果は出るということは理解していて、そういう人は偉いなあと感心するばかり。