今年も、恒例になった、福井敬さんのリサイタルが、フェニックスホールで。
先日来の大雨でどうなるかと懸念されかのですが、すっかり晴れました。
両方の妙がいる友人のために、是非是非晴れて欲しかった。
今回は、福井敬さんが力を入れている、イタリアの15、6世紀の古の宮歌曲を、古楽アンサンブル、アントネットとのコラボで、第1部を。
二部は。日本の歌とオペラの歌曲から、趣向を変えて。
今回は、早く、福井ネットで申し込んで他ので、前から2番目の席。
福井さんの声がすごくて、会場は割れんばかりに響きわたる。
こんなリサイタルが聞けるのは、幸せの極み。
フェニックスホールは、小さいホールだから、どこでも、舞台は近いけど、前が良い。
何度も福井さんがこちらと目があって。
一部のアンコールは、古楽にふさわしく、ボローニャの、ロミオとジュリエット。
豊中の小さなホールで、フランスからの古楽のリサイタルを聞いていた。
アントネットは、イタリアの宮廷で、城主の楽しみに始まった頃の古楽で、自由だったころの音楽。
休憩は20分。
二部は、私が知ってる曲ばかり。
さだまさしの、秋桜を、クラシック風に歌い上げる。
こんなに素晴らしい秋桜。
さだまさしの音楽も良い。クラシックを子供の頃に染み付いて、土台になっている曲は、ヨシキでもそうだけど、心に染み渡る素晴らしい旋律で、情感が豊かにできているので、福井さんのように、最高の歌い手が歌うと、感動的。
秋に、公演される、アイーダの、主演が決まっている。その冒頭からのきつい、というアリア。
道化師。
アンコールは、カラマツ。
友人が大好きな曲。
最後に、福井さんの絶品、誰も寝てはならぬ。
私は鳥肌が立って。
会場はいつも、後ろが上がって、終わるのだけど、。途中、地震が起こってたので、安全のために閉めていたのだろう。
CDに、サインをもらう時に、
福井さんの誰も寝てはならぬ、が、一番素晴らしいです、ローマ歌劇場のよりも、メトロポリタンよりも、ずっと。最高です。というと、
福井さんは、
励みになります、と謙虚に言われて、握手の手を差し出されて。
すぐ近くで見ると、可愛い顔されて、ハンサム。
友人が来れて、本当に良かった。
病後、初めての、楽しみだった。