家に帰ってきたら、蒸し暑さのボルテージが上がって、旅疲れに、喘いでます。
中尊寺で、スーツケースを担いで、上から降りてきた観光客がいて、凄いと感心してました。
上がるだけでも。喘ぎそうなのに。
しかも子供連れ。
海外の人であることは予想がつき、中国人風。
アバウトな国民性がもろ出ているって感じ。
青森の駅で、バスの停留所を尋ねた女性。
仕事の制服を着ているので、JRで働いている人のよう。
一人たびだといつて、しばらく立ち話。
わたしのようになりたい、と言われる。
周りの人から、自由を制限されるアドバイスが、自主的な生き方を阻害されると。
高齢になり、一人暮らしをしていると、大なり小なり、干渉される。
この先の身の置き方に、親切心か、自分に迷惑がかからないようにか、周りの人間がアドバイスのつもりで、知ったかぶりの、身勝手な口出しをされることは、よくあること。
秋田から、長年、市役所に勤めて、母親を看取り、定年後に、バリに10年暮らした女性がいた。
観光旅行で行ったバリに、住みたいという夢を実現させた。
言葉も分からず、準備もなく、お料理を勉強するという理由で、長期滞在のVISAをとった。
退職金で、小さなアパートを買い、10年後、身体に限界を覚えて、三倍の値段で売却。
横浜の老人ホームを買った。
彼女には、唯一頼れるはずのお姉さんがいた。
京都にいるので、その近くに行くつもりだった。
近くに来ないで、と断られた、と。
そういう話はよく聞く。
子供や孫に囲まれて、幸せだと感じている人、
一人暮らしが気楽で幸せな人。
それぞれの生き方が最高の生き方。
それぞれの人は、自分の判断基準で。ベストな方法を選んで生きている。
自分の幸せは、自分しかわからない。