青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

親離れ,子離れ

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家から独立しない息子が二人いるのよ。

と言うので、

幸せな母親ね、と私が言うと、

子供のいない友人は、真逆の考え。

逆もまた真なり。

老いた母親が、息子の行末を心配しながらも、

母親には、息子の世話が生きがいになっている

と思う。

羨ましく思うけれど、私がそう言う立場だったら、

たまらないだろう。

親鳥のように、息子に食べ物を運んでいる人がいる。

私も、そうなりそうだけど、

息子ははるか彼方。パートナーと仲良く暮らしている

ので、お呼びじゃない。

片寄あって生活している人達が、幸せそうに見える。

現実になれば、困ることがわかっているのに、

無い物ねだりが世の常。

 

 

遠く暮らしていても、

息子がいるというのは、

私の生きる支えになっている。

子離れしないのは、親の方

子供達は、親離れして、

自分の人生を踏み出し、それぞれの

幸福の定義を作って生きていく

 

親の願いは、子供の幸せ。

子供に自信を持たせること

相談されれば、大丈夫だと励ますこと

 

今になれば、わかることが、

若い頃はわからない。

自我ばかり強くて、自分の意見を押しつけて、

疎ましく思われて、

親のアドバイスは聞かなくて、

子供は余計な苦労をして、

回り道をしながら、失敗を重ねながら、

自分の道を作っていく。

 

親の言葉には耳をかさない子供が、

他人の意見やアドバイスに、

助けられ、反省しながら、より良い道を

見出していく。

 

思うに、親の意見に逆らわず、素直な子供

は、親離れができない場合が多いのじゃない

のではと思う。

親は、物分かりが悪く、出来が悪い方が、子供のためには

良いような気がする。

いい加減で、無関心な親の方が、

立派な、インテリを自負する親よりは、子供の自立に役立つ

 

息子が二人、同居している母親は、

優しくて、良妻を絵に書いたような人。

 

 

 

羨ましくもあり、苦労だ、とも思う