中之島美術館が、2月に開館した。
今日、行ってきました。
とても立派な美術館。
ニューヨークのモーマや、バリの近代美術館のような、広さと現代的な建築。
予約していたので、入れた。
展示場までの長いエスカレーター。
佐伯の作品の展示から。
長い間、佐伯祐三の絵を見ていなかつた。天王寺美術館の頃、何度か見に行っていた。
海外の美術館によく行くようになってから
日本の美術館に行くことが少なくなっていたから。
海外への道が塞がれて、これからは日本の美術館に通うことになりそう。
佐伯の作品がメインな美術館だけに代表作は、この美術館が所蔵している。
佐伯の絵の凄さ、素晴らしさが、久しぶりに鑑賞して、再認識した。
身体に鳥肌が立って、涙が溢れた。
それほどのインパクトで迫ってくる。
西欧絵画のモノマネじゃない。
佐伯の世界がそこにあった。
中之島美術館も、なかなかやるじゃないの、と思ってたのだけと、たくさんの展示は出しているものの、内容が薄い。
元々は,天王寺の美術館。
今回、広い空間と、何階かのスペースに、見合うだけど作品が少ない。
椅子などの家具も買い入れて、スペースを持たせている。
抽象画の部屋が、二人の画家専用の部屋として展示されている。
吉田さんは、大阪市市立美術館に、吉田さんの部屋として、展示してもらいたいという願いがあった。
吉田さんの作品が、これだけ広い空間に、展示されていたら、落とされる人が、驚きを持って、楽しめることができただろう。
平和を願う、吉田さんの魂が迸る、大作を、取らなかった、市立美術館の技量のなさ。
大阪にもゆかりの、日本で活躍した作家、という査定基準があったようだ。
藤田の作品はポスターだけ。
吉田さんの作品で、版画が、何点か、入っていると聞いてるので、探したが,展示されていなかった。