青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

日曜美術館のアートシーン

 

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今日の日曜美術館のアートシーンに、吉田さんの展覧会が紹介されて、夜の9時からも、同じ、日曜美術館の放送で、アートシーンに紹介されます。

オリンピックに併せて、平和と命をテーマに、描き続けた、吉田さんは、恩師の反対を押し切って、お国のために、と若く、熱い気持ちで、特攻隊に志願しました。

先輩が飛び立ち、未だ学生だった吉田さんは、

飛び立つことなく、敗戦を迎えました。

戦後、教師として子供たちを教え、東京に出て、画家としての道を歩み始め、40歳で、フランスに旅だち、以来、40年以上、パリの画家用のアトリエで、命、というテーマで、描き続けました。

朝夕、仏様に祈る言葉は、感謝と。至らなさに対する謝罪だと聞きました。

人間は神から使命を受けて命を授かった。

その使命は、神様の人間に求める、平和と命の尊さを実感するための使命だと。

何件の命は儚く、死を免れることはないが、

神様から頂いた命の尽きるまで、命と平和への試みを作品に表現しつつ、生き様を表した人だったと思います。

 

作品を見て、これなにかな、どう思う。これ好きだわ、人々が自分の感じたことを自由に話し合う

場には、戦争も争いもありません。

そういう場を作ること。

何かな?と考えてもらうこと。

民主主義の世界は、言葉を尽くして、話し合い、

皆が納得のいく結論を出して、その決定を尊重し合うこと。

そこには平和が存在しているのです。

美術館という場は、人々をそこに集める場所であり、辛い日常から、飛び出して、想像の場てもあり、自由に心を開くことのできる場でもあります。

 

 

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コロナが、人々の生活を閉ざして、経済的にも、精神的に苦しくなる人も増えていますが、いつまでの続くことはありません。

そうでなければ、人間は生きていけない。

吉田さんの絵画は、

黒の世界から、赤を下地にした、黒と銀、輝く、黄金の世界へと、命の旅は、作品に表現されています。

 

日曜美術館で、吉田さんの絵画が紹介されて、

これから足を運ぶ方も多くなると思います。

前にも紹介させていだだいたいのですが、

11月27日まで、

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冒頭の下にある絵は、

わたしが初めて、吉田さんのアトリエで、

買わせていただいた絵です。

毎日、見ることなく目に入る絵ですが、

良い絵だと思ってます。

展覧会の案内の、絵と通じていませんか?