宮沢りえさんの、演技が見たくて、兵庫芸術センターの、中ホールで公お盆の公演に。
内容を全然把握してなかった。
会場に、車椅子の観客が、中の通路も、後ろの通路も、ずらっと並んで。
舞台が始まると、声がほとんど聞こえなくて。
車椅子の女の子の世話をしているのが、宮沢りえ。
窓を開けて、タバコを吸っている。孤独な、影。子供の声。
リビングの外にりんごの木。
ダウン症の子供を当時中学生だった、脳性麻痺の男の子に、殺された。舞台の最後になって、それが明かされる。、結婚して、車椅子の女性と暮らしている。そこに三日前から、雇われて働いている場面から、始まって、当日、復讐の殺戮。物語の核心に向かって進行していく舞台。
役柄になりきつて、自然な演技。
他の人たちのオーバーな激しい演技との、対象も効果的。
心に、深く、残る、舞台。