たまに、,パリから、従姉妹が電話をもらう。
以前に酷いアレルギー反応を体験しているので、怖くてできないという。
外国製品には、懐疑心があつて、日本のワクチンを待っている。
癌を患って以来、食事療法を続けている。
同じ癌を患っている友人は、食事療法には一切興味なくて、食べたいものを,ひたすら沢山食べて,体力を養うことに専念して、外食で食欲を生み出している。
人それぞれにあった生き方がある。
従姉妹はいつも、母のことをとても良く言ってくれる。
いつもニコニコして、優しくて、何か買ってあげる、と、いつも気遣ってもらった,と言ってくれる。
母の話になった。
そういえば、
母に叱られた記憶はない。
母が怒った記憶がない。
いつもニコニコ,自分のことは後回し。
おっとりした人、お姫様みたいな人、と
言われることが多かった。
母親の両親も,そういう人達。父が祖母のことを、仏さんみたいな人と形容し、祖父のことを、古武士だと言っていた。
そういう両親に育てられた母なので、
母は、そういう人なのだと思う。