北海道に旅行している友人は、2泊3日の旅行から、
もうすでに帰ってくる。
早いなあ。
2泊もできて良いなあと思ってたけど、楽しみが過ぎるには
早い。
私が富良野に行ったのは、
8月のねぶた祭りを観に行くついでの、北海道まで足を伸ばした時。
4年も前だということがわかって。
時間の経つ早さも驚く。
札幌から、朝の苦手な私が、七時半発の、観光バスに参加。
前日に、集合場所を確かめるために、現地を観に行った。
駅裏のビルの野外で、ビール祭りをやってた。
一人旅だから、キョロキョロと周りを見回して歩くので、
記憶に残る場所、出会う人の印象が、目に見えるよう。
富良野に行きたい、という思いは、北の国から、の影響もあるが、
それ以前に、二宮君と、長澤ひろみが。まだ、きっとはじめての
テレビドラマだったかも、と思えるくらい、幼さが残っている、
優しい時間、というドラマを見て、倉本聡のドラマに興味を抱いてから。
その後、風にガーデン、というドラマに傾倒して、
富良野に是非行きたいと思うようになった。
有名な、北の国、からは、再放送で初めて見たわけだけど、
もう、どうしても富良野に行かなければ、と決心に近く。
風のガーデンに、友人は1000円払って、と書いているけれど、
私が行った時も、ホテルから出ている車に乗せてもらった。
無料だったように記憶している。
日帰りのバス旅は、とても値打ちものだった。
富良野プリンスでの、ランチバイキングがついて、四季の丘とか、いくつかのスポット
にも案内してもらって、自由時間もたっぷりあった。
バスガイドの説明を聞きながら、ぼーっと、窓辺の景色を見るのも楽しかった。
また、きっとすぐに来るよ、と富良野に約束してから、早4年。
海外の訪れる場所でも、同じこと。
また、来よう。
イギリスの素晴らしい景色の数々、泊めてもらった、b&bの、経営者との心温かい
交流から生まれた親近感。
一人旅は、出会いが生まれ、交流ができて、また、という気持ちがとても
強くなる。
最初の頃は、住所交換したり、その後も、便りの交換をした人もいるが、
私の怠け癖からいつの間にか、途絶えて。
以来、出会った人に、一期一会。
コロナで、旅が禁止され、行けないと、記憶の底に眠っていた、
人々や場所が、蘇って来る。
富良野の風がそよぎ、ガーデンの花々の匂いがして、
富良野プリンスの食事では、メロンの味しか覚えていない。
メロンばかり食べてた。