アメリカでは、日曜の朝、党首討論を放送している。日本では日曜の夜にあたる。
安倍首相の顔が全くさえなくて、泣きそうだった。
紅一点の小池さんは、話し振りとしっかりして、存在感を発揮している。
民進党が分裂、希望の党と、立憲民主党に別れたことは、はっきりして良かったと思う。
あれだけゴタゴタして決められない政党だった民進党が、あるべき姿を取り戻した。
大ナタを振るったのは、前原代表なのに、そのことは評価されていない。
前原代表は、保守自民党よりの議員で、これではもう死滅するしかないという危機感を抱いて、互いに浮かばれら道を開いたと言える。
社民と立憲民主党の人達が、寄って、以前の社会党を再現すれば分かりやすいが、時代も人も変わっていくので、立憲民主党という名は、魅力的にも映る。
そ」でも、万年野党の域は出れそうもない。
野党としての声を大にできることで、その存在感は前面に出られるようになる。
北朝鮮の危機から、憲法改正問題になる頃から、各党も同調するようになり、安倍首相の顔が晴れやかになり、元気が出てきたよう。
だけど、どの党も北朝鮮問題に賛同すれば、自民党が解散した意味が忘れる。
解散する必要がない。
消費税を値上げすることも、自民党と公明党、立憲民主党、心の党が賛同している、
維新の会は、自らの身を切ることから、無駄を省いて、公務員も数を減らし、大赤字だった大阪を黒字に変換させたという実績がある。
今回の選挙の最も重要な点は、地方分権を促進することだ。
霞ヶ関を解体して、中央集権を打破し、地方分権を確立できるように、憲法の改正を図ること。
そうすれば、小沢さんが訴えてきた、民主主義、国民主権の政治が可能になる。
議員のしがらみ、利権の構造を打ち破るには、
地方分権しかない。
地方が自由にお金を使えるようになれば、無駄をなくして、有効に使うようになる。
そうすれば、三分の一の予算で、もっと良い使い方ができると、小沢さんは主張してきた。
全てをオープンにすること。暗闇に葬られることなく、一部の利権のために、全てが動くことなく、政治を国民の手に戻すことができる。
良くも悪くも、オープンにすること。
こういう小沢主義を、小池さんは実行しようとしている。
維新の会との連携を図るのは、そういう意味から。
消費税を上げるよりも、するべきことがある。
他の政党は、議員削減には反対、相手が悪いと攻撃だけしているように思える。
小池さんが、都知事の給料を自ら半々にしたのも、身を切る改革を模範とするためだ。
理想を語っても、現実が伴わなければ、絵に描いた餅でおわる。
自民党の中の信頼できる人達と、自民党に変わる、ニ大保守政党を作り上げることは、小沢さんの政治生命をかけた仕事であった。
それを実現すべく、小池都知事は頑張っている。政府の息のかかった、
メデイアは、小池潰しにかかつている。
小沢潰しが成功したように。
恐ろしいのだ。自分たちの利権が脅かされ、甘い汁が吸えなくなることが。
記者クラブというのは、政府のプトパガンダの役割を担っている。