青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

はり重のカレーハウス

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玉三郎の舞踊特別公演に、近所の奥さんと。

2回目。

今回は、生協で、6000円の割引価格で買ったチケット。

近所の奥さんは、生協の申し込みを知らなくて、

2階の二等席を頼まれて、ネットで買ってあげた。

二等席は、10000円。

二等席の一番前の席を買ってあげたので、一段前の一等席と

あまり変わらない。ちなみに一等席は17000円。

私は、生協で、11000円で申し込んで、一階の11番目の席だった。

周りは、全て生協で買った人達のよう。高齢者ばかり。

友達同士で来ている人が多く、しゃべってはいけないのに、

ガヤガヤおしゃべりしているのが聞こえる。

生協で、毎日の公演を抑えた席のよう。

横に上から見たのとは違って、舞台の正面の下から見ると、舞台の前が見えるが、奥は見えない。

2階の正面から見るのが一番良さそう。全体が見渡せる。

鼓堂の演奏も、正面だと、バランスよく聞けてよかった。

退屈な面はあるが、玉三郎が、花子から、大蛇に変身して、愛嬌のある鬼の面相を見せて、

楽しんでいる。

一階は満席。

梅田の三番街にある、司、に行こうと出てきて、はり重のカレーハウスの前で、

ここでも良いわ、と言われるので、入った。

彼女はカレーに興味が湧いたよう。

昔の洋食屋やね。と言われる。

私はビフカツ。

彼女も同じものにする、と言われて。

出てきたビフカツが、牛が薄くて、前とは違う。

ご飯のお米も質が落ちた。

以前、私が幕間に食べていた頃は1100円だった。

今は1640円に値上がり。

全体に値上げしているのは仕方ないとしても、内容が悪くなっている。

インフレで、食品の値上げが出来ないので、容量を減らすというメーカー

があるが、牛カツが薄くなって、美味しさ半減。

隣りの人がサラダを食べてて、

サラダも頼んだ。サラダは350円、以前と同じ値段だけど、私は頼んだのは初めて。

レタスで盛り上がっていた。

 

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野菜を洗うのは嫌で、サラダを食べていないそう。

寒い時は確かに。

亡くなった友人が、野菜の下処理が嫌いだと言ってた。

大好きだった野菜が嫌いになった、と。

癌になると、食べ物が変わるという。

そう言ってた頃は、まだ癌だとは知らなかった。

奥さんの話で、私は友人の言葉を思い出していた。

 

近所の奥さんは、気に入らなかったようで。

素敵な店がお好き。雰囲気のいいところでないとダメ。

トイレに 行って出てきて、狭くて、昔のままで、不満げな物言い。

以前は、安くて美味しい店だったので、少々の不便は当たり前と思っていた。

高くて、質が落ちたら、常連さんは離れていくだろう。

インバウンドが、日本の良さを失わせるという例みたい。

昔ながらの洋食屋さんが、京都にはあるようで、YouTubeで、紹介される。700円、800円、

1000円以下で、美味しいお店がある。頑固なまでの、職人気質。

喜ばせることが生きがいのシェフ。

そういうところが大好き。