ヤマハホールで、今日と明日、玉三郎がシャンソンを歌う。
売り出しの日に買えなくて、その後、ピアから、再発売の案内を何度かもらったけれど、アクセスしたら、すでに売れたあとばかりで、もうダメだと諦めていた。
八千代座の帰りの飛行場で、チケットキャンプを開くと、買った人がいけなくなつて、売り出し中。
すぐに買った。
すぐに送れない場合があると書いていた。
本当に買えたのだろうか。不安だった。
リサイタルは8日、私が申し込んだのは、1日なので、チケットが来るまで、飛行機の手配はできないと思った。
ホテル付きの飛行機も、新幹線も、間際なので、高い。
マイレージは空いてるかわからないし、手数料もかかる。
3.4日ののち、チケットが届いた。
一週間前までは、安かった飛行機の値段がぐんと上がっている。JALが二万円代で飛行機つけて売ってたのを買えたらと思ってた。
マイレージを開くと、運良くまだ空いている。
マイレージを使えば、3000円のブラスで飛行機が使えた。
ホテルばとこも高い。
この前泊まった、グリーンホテルが、12000円で、まだ割安だったので、そこに決めた。
リサイタルだけで帰るのは、勿体無い。
11月の、歌舞伎座は、バスしていたのだけど、安いチケットを買おうかと、チケットキャンプで探したら、一等席が、8500というのがある。
新宿まで、取りに行かなくてはいけないのだけれど、東京に行くのだから、足を延ばすだけ。
これを、早速リクエスト。
二枚を売りたかったようで、しばらく保留のままだった。
買えなかったら、美術館にでも行こうと思ってたから、オーケーの返事が来た。
新宿の小田急エースまで、チケットを取りに行き、東京グリーンホテルに。
二度目のホテル。
今回は値段が高かったからか、上階の広いツインルーム。
快適。
お腹空いて、美味しいところと聞いたら、近くのパン屋さんを紹介された。
この辺の人がお気に入りだとか。
店のバンはどれも美味しそう。
だけぉ、ワイン付きで1000円のメニューが魅力的。
ワインだけテーブルに運んで、
俯いた途端、痛い。頭を打った。
前なので、手拭きで、冷やすつもりであててたら、真っ赤に染まっている。
手にも血がついている。
これはいけない。手拭きをたくさんとって当てながら、店の人に、この辺に医者はないかと聞いた。
角のところに打ち付けて、テーブルの角にも血がついている。
したいことばかりしてあるから、玉三郎のリサイタルにはいけませんよ、バチ当たったのかと。
店の人がネットで調べてくれて、麹町クリニックが一番近くにあると教えてくれた。
もらったナフキンをあてなおすと、少し血がマシになっていた。
それをあてて、麹町クリニックまで歩く。
縫うとか、時間かかったら、玉三郎が見られない。
クリニックに入ると、わたしの緊急性を理解した患者さんが、先に見てあげてくださいと譲ってくれた。
とても良いお医者さんのよう。
あてている紙をはすしたら、血は止まっている。
先生は笑って、鏡を見せてくれた。ごく小さな傷。
私も笑えた。
あのたくさんの血が。
縫う必要なく、薬をつけて絆創膏で済んだ。
いい先生ですね、というと、さっき譲ってくださったご夫婦か、最高のお医者さんですよ、と言われた。
たくさんの賞状がかかっている。
気さくで、感じがよくて。
近ければ絶対この先生が良い。
やれやれで、パン屋さんに戻ったら、テーブルの上は片付いていて。
店の人が、どうぞ、と言って、私のワインをテーブルに。
本当にお世話になりました。
店の人たちも、とても親切で感じが良かった。
ちなみに、麹町の美味しいパン屋さんの名前は、