玉三郎と鼓童の共演に、舞踊家を交えての新春、特別公演が、今,大阪の松竹座で。
楽玉三郎は、コロナ以降の久しぶり。
わたしの席は二階の、左側、舞台に近く、四席が,わたし一人。
鼓童の公演は、玉三郎と一緒に、3回か4回目。
躍動溢れるダイナミックな鼓童は、相変わらず。
一部は。羽衣。
能仕立ての舞なので動きを抑えて、身体の姿勢を保ちなたなゆまながら、舞姿の美しさを出すという難しい舞。
2部になって、上から見ていると、玉三郎が足を引きずっている。
足の長さが違うのは、玉三郎が話していた。
足の調子が悪いのかしら。気になり出すと、舞台に集中できない。
わたしも足腰,筋肉痛なのか、神経痛なのか、わからない痛みを抱えているので、余計に気になる。
今まで、舞台が上にある場合や、正面席の2階、三階からでは、わからなかった。
鍛え上げた肉体芸を、玉三郎は、映像に残す作業を続けてきた。
誰にでも訪れる老化。納得していても、目の当たりにすると胸が痛い。