今の若い女の子たち、ゼツト時代と呼ばれている若者は、可愛いさにこだわるよう。
高齢者の若い頃は、美しさ、にこだわりを持っていた。
美人女優が、男達の憧れの対象になっていた。
往年のスターから、今現役のお婆さん女優まで。
可愛い女性、可愛い男の子、可愛い物、
なんでもかんでも、可愛い、で表現される。
可愛い。は、かっこよさにも通じるし、愛らしいの代名詞にもなって、全てが可愛い、で表示される。
美しい、という言葉は、あまり使われなくなった。
可愛いは、温もりを感じる言葉。
美しいは、距離感があって、冷たさを伴う。
可愛さは、とても範囲が広くて、漠然としているけれど、
差別的にはなく、むしろ、広範囲に、共通の感覚を生み出し、 優しさを重要視する社会の共通語になっているように思う。
お婆さんでも、おじいさんでも,赤ちゃんも、
若者から大人まで、可愛さを持っている人は、
敵対心や、対立を生むことがない。
可愛い、は、自分の中に包括でき,受け入れられる言葉。
ゼツト世代の若者は、社会貢献がしたいという人が多い。
お金よりも、人間関係を重視する。
ひとをハッピーにして、自分もハッピーになる。
可愛い、という言葉がその総称になっている。