青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

美食

 

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人間界を悩ましている、嫌われ者のウイルス

の方は、人間が好き。嫌っている人間は、ウイルスを殺せば、人間も死ぬ運命

にある。

嫌い嫌いも好きのうち。ウイルスには、

免疫で対抗する以外にはない。

ストレスが免疫力低下の1番の原因だと言われる。

昨今断捨離が流行って、ストレス解消に役立っている。

確かに、私は周りを見るたびに、ため息が出る。

もので溢れかえっている。

執着力の強さが、捨てることを拒む。

捨てないのなら、使い切るしかないじゃないの。

という決心をしているつもり。

人間が最後まで捨てられない欲望は、と

言えば、食事。

身体が喜ぶ食事というのは、美食とは言い難い。

毎月送られてくる、ダイナースカードの情報誌。

ストレス解消に最上のホテル紹介に加えて、

美味しそうな食事が出ている。

ほとんど、東京の、店。

値段は、安くない。

その中で、私が好きな寿司、が出ている。

江戸前寿司は、人肌のシス飯の上に、芸術的な美しさで、

くるりと包んだネタがのっていて、一口で味わうえる大きさ。

 

築地の寿司清は、値段が手頃で、いつも混んでいた。

炙れると近くに探す。

赤飯の寿司屋さんに入ったことがあって。

値段は3000円くらいなので、築地の普通値段。

美味が未だに舌に残っている。

息子と築地に来た時も、寿司好きの息子を連れて、

築地の寿司屋に。

歌舞伎座に1人で来るようになって、ビジネスホテル

の前にある、立ち食いの店が常連。

値段と相談の食事しか味わったことがない。

父母は息子に北新地にある、寿司屋に、2度ほど

招待されたことがあって、

元気だった母は、美味しかったから、娘2人を連れて行ってあげたい、

と言っていたが、現実化しなかった。

父は、美味いとは思わん、と言っていた。

父は寿司がそれほど好きじゃないというのもある。

父は肉一辺倒。

母の感激ぶりとは裏腹。

なんでも美味しく食べる母だけど、寿司好きで、娘達にも

食べさせたいと思うほどの美味だったのだろう。

トロ一貫が2000円?とか。

ダイナースに載っている寿司屋は、そういう店に並ぶもの。

昼は8000円。夜はお任せの20000円。

美味を求めて、海外に飛ぶ人もいるくらい、

人間の究極の欲望は、食。

食べられることはされだけでも、奇跡かもしれない。

精神が病んでも、に肉体が病んでも、貧困のどん底にあっても、

供給がなくても、食べられない。

美食は、身体に悪い。

いつも美食では美食でなくなる。

ダイナースに載っている、一皿のお寿司。

食べたいなあ。

でもコロナで行けない。

 

すきやばし次郎のお寿司を食べてみたい

いつまで握り手が現役なのだろうか?

道三郎の銀座のお店は、行きたかったけど、

閉店したらしい。

 

美食は、最高の芸術に属する。

形の残せない、感性に直接に訴える芸術。