青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

満中陰

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49日は、一月に入るので、35日で満中陰を済ませて、

アメリカに行く前に、納骨堂に、納めることになって、

今日は、日にちは早いけど、通常49日の法要を済ませた。

浄土真宗は、難しいことは言わなくて、

いつでも良いそう。

ごく簡単にするつもりでいたら、向こうの家族と故人の従姉妹がお供えを

してもらってて、

お供えのお金とお菓子などは、コロナでお膳ができないので、全て、持ち帰って

もらって、お供えものは、皆さんで、分けてください、ということで。

土地も建物、中のもの外のもの、全て、故人の従兄の娘さん二人に遺言で

遺贈されている。

その知らせも、行っていて、

仏間をきれいに片付けてもらってたので、10人以上座れるようになっていた。

お坊様へのお布施と車代、御膳代を作って、供えるお花を車で持参した。

昨夜、満中陰志 と書いてもらった、お菓子を、買って帰った。

私が間違えて、書いてもらったのだけど、訂正も効かないし、

お供えもお返しするかっっこうなので、超略式だけど、

お坊様のお経はしっかり長くて、するべきことはできたわけで、

一先ずはホッとした。

すごく寒くて、震え上がった。

先日の奈良でのお墓参りも、ものすごい寒さで凍りついた。

故人は、暑いのが苦手だったから、このくらいが気持ち良いのかも。

 

商店街に育った人は、あの空気があっていたようで、私が好んだ場所は、

合わなかくて、借りてきた猫のようだったのだろう。

水の合うところで、のびのびと暮らして、息の合う友人達や、飲み仲間、

気楽な女達と、豪快に遊んで、幸せな人生だったことがわかる。

貸している、喫茶店の店長にも、気配りがよくて、息子達の前で、泣いていたとか。

賃料は今納めてなくて、この先も続けたいとか。

珈琲館の中は人がたむろして、タバコの匂いがひどくて、これ程の匂いをさせている喫茶店は

ない、と思うほど。

元主人の母親は、モーニングの出前を注文していたとか。

私が知っていた、義母は、外食の多い人だったので、それも楽しみだったので

は。

ある日、突然亡くなったとか。

故人と同様、わがままで幸せな人生。

寝たきりじゃなく、昨日まで好きなように。

坩堝のような、場所、澱んだ空気が、居心地の良い場所。

 

空気の違う場所で、

息の詰まった生活をしていたのは、主人の方だったよう。

 

故人の望みにそうように、

息子ができることは、お墓仕舞いと希望の納骨

日本に帰って、納骨堂にお参りすることくらい。