友人は、大変な思いをして、あらゆるツテを使って、
スリランカ行きの、特別機に乗れることができるように
なった。
私はそのニュースを知らないで、友人の借り部屋に、
絵を見に行く約束をしていたのだけど、
前日入ってきたメールで、すぐに東京に行って、
飛行機に乗れる日の待機待ちをするという。
グッドタイミングだった。
いつ帰れるかわからない状態で、精通した人達とコンタクトを取りながら、
精神的にきつい日を送っていた。
昨日、私が訪れた時も、またどうなるかわからない、信用できない、
と言ってた。
荷物の整理を手伝って、ラッシュに引っかかったけど、
絵を持って、貸してた荷物が重くて、リュックを背負って、
ずっと立って帰ってきた。
高齢者のやれることじやないね、と苦笑する。
朝のポジティブが、私を押しやった格好だけど、
さすがに疲れた。
烏丸から歩いて、アパートを見逃して、遠くまで、2度引き返して。
ランチを約束していて、めちゃ、お腹空いてて、
ランチで空いてる店が限られてて、ケーキが人気の店に入った。
ヘルシーランチの後、ケーキセット。
ケーキセットがついて、二人で4300円。
モンブランがおすすめらしく、作っているところ見学できる。
ゾロゾロと私たちがいる中庭の席を通って、若いカップルがどこに行くのか、
と思ってたら、工房に、注文したケーキができるのを見に行っていたというわけで。
せっかく気合を入れて食べたモンブラン、それほど美味しいとは思わない。
値段が850円、高いから、もっと期待するよね。
疲れすぎてて、甘いものなくちゃおさまらなかった。
我が家に着いて、歩いた距離見たら、8、5キロ。
帰り道、膝がおかしくて、ガクンガクンしてた。
翌朝、ポジティブ思考から、
画商やろうか、と言う考えが、頭に浮かんだ。
もともと、絵が好きで、小さな画廊を持ちたい、と
思ってたけど、その考えも無くなっていた。
しんどいもの。もうそんな、元気ない、ない。
筋トレやってて、体力が培われると、まだこれから
始めらるようなきがする。
いつからでも遅くない。
コロナが生活スタイルを変えた。
海外には行けそうにない。
劇場も行く気にならず。
ひょんなことから、喪主やって、変な自信がついて。
、離婚後、第二の人生を素晴らしい人生だったと、
遺言して、最後まで迷惑かけた人は、
私に、強さを与えてくれた。
電話で、友人に、画商やろうかと思う、と言うと、
一番向いていると思う、と。
私もそう、向いている、と思う。
世界を旅して、私はいつも美術館にいた。
大学で学芸員資格も取っている。
父が言った言葉
お前は、せっかく取った資格を役立てない。
自信がなかったから。
もう良いんじやないか、と自分に言う。
自分の力を試してみても。
踏み出す時が、始めどき。
