政府が、要請していた、二週間の自粛の日が過ぎると、昨日まで、閑古鳥だったヘルスクラブに、人が集まってきている。
休会した人もいるので、多いというほどではないけれど、
よく見かける人達は、気にしないで、1メートルは離れることなく、近くで喋っている。
マスクをして、お風呂場にもマスクして入ってい流神経質な人もいれば、平気で、唾を飛ばして、喋っている人もいる。
わたしは感染者じゃない、と思っているからだろうか。
わたしかもしれない、と思えば、距離をとって、話をするだろう。
わたしは、話しかけないようにしているし、話しても、距離を置いて、挨拶する程度に留めている。
だれも、感染者じゃないという確信は持てない状況の中だから、プールもスタジオも、プログラムは、休んでいる。
感染者の広がりは、無自覚で、遠慮のないところから広がるのじゃないかと思う。
アルコールで拭いていても、効果はない、と思える光景がいくつも。
お風呂のジャグジーに入っていると、隣の女性が、大きな声で、入ってきた人と喋ってる。
顔を背けるわけにもいかず、ツバキが飛んでこないか、冷や冷やしながら、我慢した。途中で、出ようとして、タイムウォッチを元に戻そうとすると。やり方が分からなくて、もたもたしてると、その人が親切心で、顔接近で、教えてくれた。
政府からの発表で、安心した人も沢山いるだろう。
80%の人に、感染しない、という。
かろうじて、踏みとどまっている。
かろうじて、は、聞かない。踏みとどまっている、
とか、イタリアや韓国のようには、ならない、とか、退院して元気な人は、何人いる、とか。
安心させるための、発言。
これは、真実を話しているのではない。
イタリア、中国、韓国、に起こることが、日本に起こらない、と考える方がおかしい。
37.5度の熱が出れば、すぐに病院に行く方が望ましいが、そうなれば、病院の対応ができなくなるので、4日、時間稼ぎをしているわけ。
今、海外のニュースを見ていると、トムハンクスと奥さんが、オーストラリアに旅行中、コロナウイルスに感染した、ということを伝えている。
アメリカのトランプ大統領の声明は、経済と再選を睨んだ、楽観的なメッセージ。
暖かくなれば、コロナウイルスは、なくなるというていっていたが、オーストラリアは、暖かい。
80%の人が、仮に感染してと、自覚症状がなく、元気だ、とか、若い人は、全く心配ないので安心するように、とか。
トランプ大統領は、ヨーロッパからの渡米を、30日間禁止すると言っているが
例外も多い。
日本の政府も同様。
日本は、もっとイージー。
トムハンクスが感染したと聞くと、アメリカ人のショックは大きい。
誰でも、という意識が高まるけれど、時間が経てば、それも忘れられる。