ヨガを始めて、まだ日も浅いので、ヨガの境地など、わかるわけはないのだけど、
つい最近のこと、コラーゲンヨガのパワーフルヨガに入って、先生が目まぐるしく、指導する動きや形を追ってなんとかついていった後、
最後に、床に仰向けになって、休む時間が長くあって、その間に、身体と心が折れ溶け合うような瞬間があった。
気持ちが良いなあ、と思ったのは、その時が始めて。
ヘルスクラブでは、何も考えないで、休む時間が少しあるけれど、他のこと考えてしまって、気持ちいい、と言われても、そんな感覚は、なかった。
片岡鶴太郎が、ヨガの鍛錬の後、長い瞑想をするときに、幸福感に満たされるという。
なんとも、気持ち良い、と。
わずかだけど、それに似た体験があったような。
毎朝、起きると、ベットの中で、下腹のインナーを鍛えるために、浅い呼吸をしながら、お腹に力を入れる。
そのあと、起き上がって、ラジオ体操。
それから、爪先立ちを30秒。それから、
片足を股のところに置いて、互いに押し合いながら、片足で、手をあげて立つ練習をしている。
スタジオでは、まったくできないのに、一人で朝から1番におきた時にやると、30秒くらいできるようになった。
気持ちにとらわれる時は、まったくできない。
鏡に向かって、一点を見つめて、
そのことに集中していると、頭の後ろが瞑想的ななる時がある。
集中しないとできない動作なので、何も頭に浮かばない時がある。
匂いに敏感になるのか、臭はなかったものが臭つたり。
ヨガでは、このポーズを、長く続けられるようになれば、ある幸福感に満たされ、心地よいポーズになる。
ヨガも、自由が目標。
自分の身体を精神がコントロールするか、身体が心を養うのか、どちらかわからないけど、身体と身体、こころと身体、を、コントロールしながら、
心地の良い空間と時間を作っていく。
ものすごく、身体の硬い私でも、呼吸法を使って、少しづつだけど、動ける身体になってきたのを実感する。
最初から、ただ座って、瞑想の境地を得ることはないと思う。
心身の鍛錬の末に、開けてくる、自由の境地なのだとおもう。
身体を使って、骨盤を基盤にして、体全体をコントロールしながら、ヨガの動作をやっていくうちに、
瞑想が生まれるのではないか?
そんな風に思える。
バーベルスクワットにも、影響している。
足の裏側を押して、太ももの内側とお尻の力で、じわっと上げていく、と指導される。
膝の下まで、下ろしてから、あげる。
安定した動きが、できるようになってきたのは、
ヨガの片足統一や、片足を後ろに上げて、バランスを取る動作などの効果もあるよう。
足の指を、1本ずつ動かせますか?
指の間を開けますか?
心が身体をコントロールする訓練の初歩。
難しい。
イラっとします。