トロカデオから、Lena にまた、一駅。
ギメ美術館に。
前に来た時は、長い閉館中だった。
1000年前、というコンセプトで、源氏物語展を開催中だった。
フランスでアニメの源氏物語が、人気のよう。
日本の織物作家が、織物で源氏物語絵巻を織物で、製作している。
石川さんという人で、2002年の生まれで、98歳だとかの年にも、パリを訪れている。
中世美術館の、タピスリーに感銘を受けたとか。
素晴らしい織物で、日本語のフランス語翻訳を読みながら、訪れている人たちは、熱心に
最後の章まで読んでいた。
私も、もう一度、源氏物語を読んでで見たくなった。
海外では、女性が1000年前に、読み書きができたということが、驚異的なこと。
源氏物語は、世界で最初に書かれた、小説。ロマンとしての評価も高い。
2階では、日本の写真を撮って、緩やかな時間という題の展覧会。
古い日本の写真も展示。
ギメの常設は一部省かれてい
、展示のスタイルが、新しいリニューアルで、変わっている。
ギメを出て、ポン、アルマに。
最後の予定だった、ケ、ブランディに。
疲れが限界に来ている。
日曜日までに、これだけの美術館を見て置かないと、という思いが強くて。
アルカイックなアフリカの像は、ピカソの絵にそっくり。
ピカソが真似て描いているのがよくわかる。
そこから、ピカソは、自身の、おおらかな女性像を描き、独特のスタイルを見つけて行ったのだろう。
オーキーフの絵とそっくりな、カモシカの屍など。
アフリカの色彩に鮮やかさ、作り物の おおらかな楽しさ。
疲れを忘れる。
もう家に帰って、休みたい。
夕方、サンミッシェルの、ミラマに行くことになってたので、従姉妹に電話した。
朝、お寿司を作ってくれるというので、断ってたのだけど、
食べに来るように言われた。
断ったのに、というと、怒り出す。
足を引きずって、彼女の家に行った、
ちらし寿司と野菜のスープ、野菜の煮物風。
優しい味でとても美味しい。
ありがたいけど、疲れも限界に来ていた。
ホテルに帰って、また、ワインを飲み、寝たのは10時。
関節が痛む。
毎日、22000歩平均で歩いて。
いつも4時に目が覚めるのに、8時まで寝ていた。
一日中、ホテルで休んで、明日は、オルセー。
あとひと頑張り。