パリに来た目的は、懇意にしていただいていた、
吉田賢治さんのお墓参り。
コロナでずっと行けなかった。
雨は止みそうになく、
ホテルから歩いて、25分と思って歩き始め、
間違った道で。遠回りにして、40分。
いつも買うも花屋さんに。
菊をメインに、お花を作ってもらった。
枯れ葉に水を含んで、道が悪い。
墓地に入った頃から、膝が痛みだし。
お花を作ってもらっていると、やっと来ました、と
感動のような感覚。
ご夫婦で、仲良く眠っておられるので、寂しいことは
ないでしょう。
いつも吉田さんに着いて、来る時は、青空。
雨に打たれて、枯れ葉に埋まるお墓は、寂しくて、寒そう。
エボガワ、ポー駅のあたりに、市場が出ていて、従姉妹に電話して
駅まで来てもらった。
従姉妹は、長年住んでいた、フランソワミッテラン近くの、芸術家達が住んでいる、昔、鉄道の
倉庫だったところから、パリ市のあアートが当たって、引っ越して来た。
100平米の広いアトリエから持って来た荷物で、部屋は倉庫のよう。家賃が1000ユーロ払っていたとか。
レストランをやっていたので、たくさんのものを処分したも、すごい。
作品も多くて、40へいべいの、アパートは、パリのアパートとしては、広い。国が作っているからだと
従姉妹は言う。
国の援助で、タダみたいな 値段で、光熱費も含まれている。
65歳以上は交通費も無料。
援助の申請をして、いろんなメリットが得られるフランス。
社会民主義国ならでは。
医療費もほとんど 無料。
日本も以前は、ヨーロッパ型の、社会民主主義を目指していた。
小泉政権から安倍政権になって、アメリカのご機嫌取りと隷属化が進み、
権力者のための政治が顕著になり、国民の生活が二分化。
憲法は全く無視されつづけ、民主主義は名ばかり。
従姉妹が用意してくれた食事とワイン。
5時になると。もう暗い。モンパルナスは、劇場が多く、並んで待つ人たちは、文化的。
ピガールのような、いかがわしさはない。
クレープリーのレストランが多い。
こんな場所に住めるのは、ごく一部。
パリは芸術家擁護に力を入れていて、文化人やアーティスのアパートも多い。
藤田嗣治、サルトルとボーボワール。デュラス。吉田さんのアトリエも。