沖縄に行って、2日目の朝、飛び込んできた、猿之家族の、あまりにもショッキングなニュース。
沖縄にいる間も、帰ってきてからも、ずっと尾を引いて、辛い。
報道では、徐々にわかってきたことが随時出てきている。
代役を勤めた、猿翁の孫にあたる。団子が、
見事に演じて、観客の拍手が鳴り止まなかったとか。
夜の部は、代役が決まっていて。その日の夜から公演に穴を開けることはなかつた。
歌舞伎界、芸能、演劇、宝塚、映画界に、音楽界。
歌舞伎は、出雲のお国が始め、社会からはみ出しものが、自由奔放な暮らしを基本にして発達してきたもの。
芸道の世界では、パワハラがなくては成り立たないものだった。
猿之助に初めて会ったのは、パリ公演で、團十郎、海老蔵の親子がメインの舞台に、当時は亀治郎として、山神を披露した時、それ以前にも、スーパー歌舞伎で見ていたようだけど、分からなかった。
主催のレセプションで、会った亀治郎に好感を持って、それ以来のファンだった。
最近、猿之助の魅力が薄れていた。
人間性に変化があると。全体的に現れてくる。
演技にも現れる。
猿之助という名前を、返上して、
亀治郎として、新しく生まれ変わって、
責務から解放されて、のびのびと、飛躍して欲しいと願うばかり。