昨日が初日の、松竹大歌舞伎は、二人の襲名公演。
市川右近は、三代目市川右團次を襲名した。
もう一人の人は、市川右之助だ言う人が、市川齊入を襲名した。どちらの名跡も大阪の歌舞伎役者だった人で、100年ぶりの襲名とか。
二人を支えてもりあげているのが、同じ市川家の、海老蔵と、猿之助。
上方の歌舞伎役者の襲名なので、藤十郎と鴈治郎が、花を添えている。
地味な襲名だけど、海老蔵と猿之助のファンには嬉しい。
市川右近は、サーバー歌舞伎で育った役者。
その子供が、2代目の市川右近を襲名。
幼いのにセリフも役覚えて、お父さんと同じフリを上手に踊って、お芝居が大好きな男の子。
三代目猿之助の、歌舞伎四十八選の、西遊記で、親子で孫悟空を演じて、宙吊りも。
昼の部は、海老蔵が二作品に出演。
猿之助は、向上に出ていた。猿之助は夜の部に出ている。
海老蔵が、痩せて、顔だちがすっかり変わつて、細長くなって、遠くから見てあると別人のよう。
疲労が重なっているのじゃないかしら。
わたしも疲れた筋肉痛で、ドライアイが出て、目を開けているのが辛くて。
最後は、海老蔵の新作の踊り。
画面に、花火を映して、その間に、海老蔵が衣装変え。
画面に映る花火はあまり綺麗じゃなくて、この趣向は、あまりに魅力的ではない。
踊りも上手くない。
幸四郎の演技や、勘九郎の頑張りが目立つ中、海老蔵の影はうすくなつている。
お昼は、はり重のカレーハウスに。
並んでたら、サンドイッチでも買おうと思っていた。
牛カツ定食。
肉が固くて、噛みちぎってたら、ウエイトレスが、やってきた。
すみません、と謝られて。
筋のところだったようです。大丈夫です。
店長がナイフとフォークを持ってきた。
以前思ったよりも美味しくなかった。
道頓堀は、観光客がぐんと減った。
歩きやすくなった。
法善寺さんな行くまで、いっぱいの人で、法善寺さんのお参りも並ばないといけなかったのに、関空閉鎖だとか、大風の影響なのか。