フジコヘミングのピアノを聴きながら、
クリスマスツリーを飾りたくなった。
子供が小さい頃、クリスマスには、料理を作り、クリスマスツリーを飾って、ステレオの音楽を流して。
親子3人の小さなクリスマスパーティー。
息子は音楽に合わせて、踊っていた。
もう何年も押入れの肥やしになっていたツリーを、飾ることないから捨ててしまった。
いま残ってあるのは、海外のクリスマスマーケットで買った、クリスタルガラスのオーナメントが一つ。
若い人が、クリスマスツリーを飾って、Instagramに載せていた。
微笑ましい。
一方で、癌はの痛みに耐えながら、苦しい日々を
送っている人がいる。
フジコヘミングは、孤独と貧困と病の日日を生きてて、神様に助けられたことに感謝し,神の存在を信じて、ピアノと向き合って、孤独な日々をピアノと共に生きている。
ピアノを聴いていると、クリスマスツリーの暖かい輝きが欲しくなった。
家族の暖かいクリスマスではなくて、一人の孤独な老人を暖めるクリスマス。
山下達郎の、
1人ぽっちのクリスマス。のように。
毎年。楽しみにしていた,小田和正の、クリスマスの贈り物。
今年はやらないらしい。
去年、マンネリだなあ、と思っていた。最初の頃は、素晴らしいと感動してた。だんだん魅力がなくなって。
今年は、フジコヘミングのピアノを聴きながら、クリスマスツリーを眺めていたい。