ロシアは、ウクライナを兄弟と呼び、
ウクライナは、クルミアを奪われ、8年間
も、アザフ連隊が親ロシア派の人々に、ネオナチ
の迫害と戦闘を続けていた。
ウクライナは、NATOへの参加を求め、プーチン
の恐怖心をそそのかした。
クルミアで負けたウクライナのままだったら、
このような泥沼化はなく、簡単にロシアの手に落ちた
が、アザフ連隊をアメリカが訓練し、武器を与え、
援護しながら、ロシアを叩こうと援助を惜しまない。
ロシアとウクライナは、仲の悪い兄弟のよう。
血を分けた兄弟にこつ肉の争いは、歴史上でも、
残酷を極まる。
どちらかを消し去り、その血縁を皆殺し。
日本の歴史でも酷さは半端じゃない。
このような争いの中で、藤沢周平が、描いた
友愛と置かれた環境の中にあって、権力に逆らわず、
極貧の生活の中にあっても、つましい幸せ生き方の
尊さを描いた、たそがれせいべい、が浮かんでくる。
無抵抗で戦わず、従わず、平和な暮らしを選択することが
できた、ロシアの侵攻。
人々は家も失わず、今まで通りの生活ができた。
ロシア化したとしても、民衆の暮らしは変わらない。
ウクライナとロシアが仲の良い兄弟として、助け合えば、
互いにもっと幸せな暮らしができたはず。
豊かな穀倉地帯と、ロシアの資源を共有して。