緊急事態宣言を受けて、商業施設は、軒並み、休館を決めている。
私が通っているジムも、宣言が出た夜に、翌日から、休館。
開けていれば、赤字が膨らむだけ。
休館したくても、責任問題になるので、完全に休館できなかった。
来る人はまばら。
3月から、休止した人も多い。
それでも、開けていれば必要な維持費がかかっていた。
同じようなことが、デパートや、映画館、などにも言える。
緊急事態宣言は、大手の商業施設にとって、
助け舟にもなっているのではないか、と思う。
売り上げが、極端に落ちている状態の中で、緊急事態宣言によって、
家で自粛する人がさらに多くなると、開けていれば、倒産にも追い込まれない。
小規模の店は、家族でやっているところは、人件費が掛からず、維持費も、節約できるので、
売り上げが少なくても、日銭を稼ぎたい。
明日の暮らしが立たないという不安でいっぱい。
働いている人達は、保証があれば、喜んで、家にどとまりたいくらいだと思う。
身を危険にさらしながら、働かざるを得ない。
アルバイトや、非正規の雇用者は、簡単に、給料を
カットされる。
安倍首相は、夜にクラブは、多額に稼ぎがあるので、保証はできない、
と答弁している。
コロナ患者が、閉鎖的なクラブで発生してることが明るみに出て、
客は恐ろしがって、店に行かない現状で、
高級クラブでも、持ち堪えられなくて、休業に追い込まれる。
クラブの場合は、税金の投入ができない、と首相は声高に叫べる。
緊急事態宣言で、要請されなくても、自発的に休館を選らんで、救われた企業も有れば、
命綱を切られる、小さな店もある。
アメリカで、死者が、黒人やヒスパニックの低所得者に多いと
報告されているのと、似てはいないか。
運動不足を、散歩で補った。
桜は散り始めた。
犬の散歩をする人。
高級な犬を競い合うように。
花見の会食をする人女性達。
楽しそう。
私は早足で、坂道を登る。
うっすらと汗。
30キロのバーベルスクワットができる足なのに、
きつい。ただ歩くだけなのに。
大股で、早歩きで、登っていく。