花がなくなった、胡蝶蘭をもらってきて、毎日、スプレーで、お水をやっていたら、白い花が一つだけ咲いた。
その後、スーパーマーケットで、花のない苗木なのか、花が散った後なのか、わからない胡蝶蘭が500円で売ってたので、買ってきて、鉢に植えた。
二つの胡蝶蘭に、毎日、スプレーしていたら、
蕾がつき始めた。
もらってきたのは、とても立派な胡蝶蘭だったもの。こちらは、それほど沢山蕾が付いているわけじゃないけど、連なって、いくつか。
500円の苗木は、沢山の蕾がついている。
昨日から、一番端の、膨らんだ尚美が開き始めた。
胡蝶蘭は、難しいと聞いている。
弟が教えてくれて、それを実行していたら、蕾がついた。
すごい、我ながら、自慢したい気持ち。
努力した若かじゃないかと、胡蝶蘭の根元に、根拠よな。水をやり続けただけ。
花工房という、栄養ざいを、2リットルのボトルに混ぜて。
胡蝶蘭は、高級なので、花を沢山つけたのは、買えない。
特別に、プレゼント用には買うけど、自分のために買ったのは、500円の苗木が初めて。
三本建ての立派な胡蝶蘭の方が、500円に負けてる。
贅沢な栄養がいるのかしら。
とにかく、嬉しい。
500円で、何日も何日も、希望を持って、楽しみにしながら、どうなっていくのかとハラハラさせてもらって、蕾だということも、だんだんわかってきて、
すごーく幸せな気持ちを与えてくれて。
胡蝶蘭は、特別な話だと思う。
難しいから、花を咲かせたくなる。
山があるから、上り詰めたくなる。
生きるためにも、同じことが言えると思う。
希望がなく、やりたいこともなく、惰性で生きている、と感じている人がいる。
やりたくないのに。やらされていると、押しつけられた生活苦にストレスを感じている人も。
抜け出せないと思っている人に、光を当てるのは、栄養と水。
水を飲んで、沢山飲んで、栄養になる食べ物、身体に良いものを食べる。
食べすぎないように、お水をしっかり飲むこと。
英気が養われて、クヨクヨして、萎えた気持ちが、いつのまにかしやんとしてくると思う。
やる気が出てくる。
力が出てくる。
そうなればしめたもの。
いい方向に向いていく。