安全地帯のファンクラブに入会してから、
先行販売のチケットを申し込むようになった。
ファミリーマートとか、ローソンとかに、申し込むもので、どの席がもらえるのかは、チケット引き換えの日にならないと分からない。
チケットを買う場合、席を決めてから買う習慣なので、不安と期待があって、それも、楽しめるもの。
宝くじみたいなものかしら。
引き換えを1日遅れて、近くのローソンに行った。
引き換券に変えて、カウンターに持っていく。
もらったチケット、どの辺かドキドキ。
来年の、オーケストラとの共演。
プルミエールコンサート。カーネーション。
西宮芸術的劇場は、初年から続いている。
初年の時だつたか、その翌年だつたか、忘れたけどけれど、
高熱と下痢を押して、コンサートを聴きに行ったことは、鮮明な覚えている。
劇場で買ったチケットは、一階のサイドの後席だった。
それ以来、オーケストラとの競演コンサートに、魅了されらようになった。
一般発売とか、劇場では、いい席は残っていない、
全席同料金。
音響的には、、最上階も良いので、音楽を聴くためだけなら、わたしは、安くて音の良い最上階を選ぶ。
アーティストを近くで見たい、という思いは、ファンなら誰しものことだろう。
ファンクラブに入ってから、フェスティバルボールも、芸術センターも、一階席をもらえるようになっている。
来年の、4月に行われる、コンサートのチケット。
見ると、1つは、C席。
もう一枚は、XE
C席に小躍りして、XEって、後ろだな、と思いながらも、Eがついてるので、そんなチケットあったっけ。
帰って、芸術センターの座席をチェック。
え?
その席、
これはすごい。
普段、オペラ公演の場合、オーケスト席は、舞台の下に作られている。ボックス席。
その席が、XAから、もうけられていて、最後列が、XE,
小躍りした、C席は!その、3つ後ろということになる。
夢のよう。
それまで、元気でいたい、という願いがこみ上げてきた。
わたしは、旅行にしても、チケット買うにも、
その時なにがあるか分からないので、
あらかじめ、大丈夫そう、という気にならないと、買わない傾向があった。
でもねそれは間違いだということがわかった。
明日のことだって、どうなるかわからないのだから、
何ヶ月先でも、何年先の予約しても、同じだということ。
使えなければ、それで良いから、楽しみのために、
希望のために、早くから買っておくのも、良い選択じゃない。
心配性は、返上することにして、
待ちわびる、喜び、健康への備えを、優先すべきだと。
チケットを受け取って、わたしの気持ちは、幸せで、ワクワクしている。
ああ、楽しみだなあ。
玉置浩二の歌が間近で聴ける、ホテルとディナーコンサートのチケットは、買わない。
40000とか、45000円とか。
そんな高いものは、ということもあるけど、
食事の後で、玉置の歌を聴く、というようなのは、わたしのポリシーに合わない。
特権的なことは嫌い。
猿之助のパーティだとか、玉三郎のディナーは
言うまでもなく、グルメの食事回とか、オペラ鑑賞とか。そういうのは一切。
5ユーロのチケットを求めて、冬の寒さの中、
1時間半、オペラ座の前て、待っている人の中にいる、私が好き。
キャリーを引きながら、夏の暑さの中、ユースホステルまで、長い道のりを歩いていた私が好き。
素晴らしい景色をみながら、スーパーで買った、バナナを食べている私も好き。
ケチだから、節約精神から、出来たことだけど、
その素晴らしさと、体験、感動的な喜びは、お金で買えない。