青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

燃焼

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先日、高学歴のニート達を納得させられるか、という番組に、橋下さんが登場。

橋下さんは、まず、父親の話から始めた。

不遇で苦労した父が、亡くなる時に、言った言葉は、

俺の人生は良い人生だった。

と言って亡くなった。

父親は燃焼し尽くして死んだ。

僕も、今死んでも良いと思っている。

やるだけのことはやったから。

誰にでも機会は平等にあるけれど、

それをつかめるかどうかは、わからない。

言えることは、燃焼して、やる尽くしたら、

人間に残るのは、良かった、という満足。

どんなことでも良い。

燃焼させること。

君たちは、そういう体験をしたことがあるのか?

ニート達は、様々な不満を口にする。

親が勝手に産んだ、生まれて来たくなかった、

というと、

橋下さん

君たちの親はすごい人たちだよ。

何も言わずに、お金出してくれる親。

出産は命がけ。母親は命がけで、君たちを生んだ。

生まれたくなければ、死んだら良い。

僕は親としては、最低の親で、

スパルタ教育を徹底して来た。

娘がご飯粒を残して、洗い場に持って来たら、洗剤のついたご飯粒を食べさせた。

その長女が、就職して、最初の給料で、ボールペンをプレゼントしてくれた。

こんな嬉しいことはない。と、ニート達に見せる。

 

ニートが、就職難をあげて、高齢者が優遇されていると不満を言うと、

戦後、何もないところから、皆、必死に頑張って来たから、今がある。

選挙は、高齢者を優遇すると不満を言うニートに、

香港の例を出して、

民主主義が認められない国は、実力行使で、戦わなければ、自由は得られない。

日本は、民主主義の国だから、選挙で、変えられる。

君たちは、選挙に行かずに、何してるの。

この世の中が悪い、変えたいと思ったら、若い人達を集めて、選挙運動で、燃焼すれば?

変えられるのは、選挙。

 

君たちは、お金でも、地位でも、どんなことしても、得られない、最高の宝を持っている。

僕は50年生きて、君たちが、持っているこれからの25年は、絶対に手に入らない。

君たちが、好きなこと言ってられるのは、せいぜい35歳までだよ。

その宝を、無駄にしては、後に後悔しか残らない。

なんでも、やりたいことを見つけて、ガムシャラにやって、燃焼できるまでやってみれば、

良かった、自分の人生に悔いは残らないと思う。

 

僕は今死んでも良いと思っている。

やるだけのことはやった、と言う自負があるから。

燃焼させたから。

 

チャンスは、誰にでも平等にあるけれど、それをつかめるかどうかはわからない。

だけど、燃焼すれば、悔いはない。

 

ニート達に、見えて来たものがあるようだった。

 

橋下さんは、

自らの体験を話した。

弁護士になって、少年法に力を入れたので、

背広では相手にされないから、茶髪で、サングラスをかけていた。

ヤクザっぽい弁護士だと、テレビから声がかかった。

コメンテーターとして、

政治家が、領収書のいらない、高額な活動費をもらっていることの理不尽さを訴えたけど、

取り上げられないので、自ら立候補。

大阪都構想で、燃焼し尽くして、承認されなかったので、辞任した。

やるだけやったから、もう良い。

 

私も燃焼型だなあ、と思う。

飽き性でしょう、と言われる。

ただ単に飽き性じゃない。

無休で、3年半、本屋をやってた。

ある事件が起こって、一人でやれないものは

やめようと決心した。

それまでは、心中するつもりでやってた。

振り返れば、もう2度としたくない。

燃焼した。

 

大学も2度行った。

最初の大学で、勉強しなかった。

大学の卒業式で、

学校の中に入らず、周りも回るだけで卒業する人がいる、と言う

言葉が残ってた。

二度目の大学では、授業料を自分が払うので、欲が出た。

東京や地方から、集中講義というのは、興味あるものは出来るだけ参加した。

授業で、面白いものは熱中できる

英語の教師資格や、学芸員資格を取るのも、楽しかった。

パルモアで、最短で資格を取ると言うことにも燃えた。

 

私の欠点は、そこからの発展性がないこと。

飽き性だと思う。

 

ただ、どんなことに、熱中できなければ、やれない。

面白くないとやれない。

今のトレーニングも、熱中しているから、

やめたら燃えかすになる。

身体痛めて、やめるか、飽きるか。

でも、後悔はない。

自分が好きでやってるから、誰に強制されたわけでもないから。