一週間がこんなに早くやってくるのに、
この前の、ラグビーの試合、1分が、とてつもなく、長く感じられた。
スコットランドに、勝ちきった試合は、
1分、1秒、逃げ切るまでの、長さ。
ラグビーのルールは、わかってない。
ラグビーを観たこと、初めて。
でも、すごいスポーツで、一気に魅了させられた。
首の皮が剥がれても、というラグビーの凄まじい、命がけのスポーツ。
誰が観ても、魅了されると思う。
スポーツに興味ない、という人は、
たかがスポーツ。勝った負けたと、熱狂しているのはおかしい、という。
そういうことばを聞くと、ニヒリズムなんだろうけど、反発を感じる。
スボーツの陰に、金銭が絡んで、営利目的になると、つまらなくなる。
なんでもそう。
文学、芸術、アート、スポーツだって、仕事にしても、
命かけて、燃えてるものは、観る人の、読む人の、心に響く。
それは、表現者の、魂と情熱の共有空間に他ならないから。
演劇は、まさに、舞台と観客が、感動を共有する場なんだけど、舞台から、伝わるものがないと、観客は正直に反応する。
筋トレの場合は、他者を巻き込まやいが、
我思う、ゆえに我あり、とデカルトが言ったように、自分との感動のための努力で、芸術的。
だだ、単に、言われたようにやるだけなら、情熱は湧かない。
トレーナーの身体が、逆三角形の美しいフォームになっている。
相当な努力をしていたよう。
テレビで、筋トレ番組の中で、身体は裏切らない、というているキン肉マン。
身体に全く、わたしは、興味なかった。
でも今は。
努力して作り上げられた身体の美しさ。
ロダンの彫刻だって、ドガの彫刻や、バレリーナの絵画だって、人間のフォルムの美を追求している。
命がけで、情熱を注ぎ尽くしてつくりあけるものは、感動に値する。