青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

人とものとの関係

 

f:id:happyengel:20190619212946j:image

国境なき医師団に参加して、僻地を転々とした後で、スリランカに居を構えた夫婦がいる。

ドイツにちいさなアパートを二軒持っていて、ひとつは貸している。

夏に帰るために、置いていたアパートの方を、処分するという。

二箇所を住まいにしている人は多いけれど、

経済的な理由から、一箇所にまとめなくては、と決心した。

アパートを売って、キャンピングカーを買おうと思う、という。

わたしは映画の中で、そういう暮らしをしている人達の様子が浮かんだ。

身軽で。自由にどこにでも行けて良いわね、

返事が帰ってきた、

荷物を10分の1に減らさなければならない。

多分、愛着のあるものばかりだろう。

手放してしまうのもきつい。

ある若者は、節約のために、借りてたアパートを引き払って、実家に戻った。

荷物がなくなっていくと、ものすごく寂しい気分になって、寝られなくなった、という。

 

 

リュックひとつで、海外に出て、身軽に暮らしてきた夫婦が、ドイツに置いていた生活。

スリランカに住むようになってから、ものを捨てなくなったという。

簡単に手に入らない。輸入品にかかる関税がものすごく高い。自給自足の工夫した生活をしている。

 

 

人とものとの関係をきっちりつけないといけない、という。

 

重荷になっている荷物に縛られて、身動きできなくなっていた、ドイツの生活。

キャンピングカーから、ワクワクした未来が開けるだろう。