このところの暑さで、むさ苦しい部屋の中を見ると、物を捨てたくなる。
すっきりしたい。
風通しを良くしたい。
わたしが、冬物を捨てるのは、大概夏の暑い時。
トレーニングの方と、週に二回やれば、十分だと言われて、
わたしの筋肉痛は、余計なことをやりすぎるからだと言われて。
身体を動かしたくて、やつとこさ、整理に乗り出した。
手をつけやすいのは、やはり、洋服。
大袋に、二杯詰め込む。
暑苦しそうなのが、お払い箱に入る。
冬になると、しまった、と思うときもあるが、
トレンドのものを買えるから。
ワードローブが、半々はいかなかくても、三分の一くらいのスペースができた。
次は、玄関。
買い物袋がいっぱい詰まっている。
イカリの紙袋は、重宝するからと、ブランドの紙袋は、物をあげるとか、かっこいいからとおいていたり、小さなものは、ちょっとしたものをで渡すときに。
下駄箱になるべきスペースが、山ほどの買い物袋と、梱包用のプチプチで満杯だった。
全部出して、整理したら、こちらの空きができた。
ついでに靴を捨てた。
スッキリした。
暑さが軽減される感覚。
断捨離とは、ヨガに由来しているとか、
断行、捨行、離行。
心と身体を、囚われているところから、解放するための、修行なのだろう。
修行であるからには、一過性にとどまらず、継続して、やらなければ。
最初は、わずがでもできるところからで良いと思う。
断捨離の本だとか、色々出ているようだけど、
そんなのは必要ないと思う。
修行だと思って、継続してやつていけば、
次第に、心身ともに軽くなっていくだろう。
欲を抑えることも大切。
いるかな、と思ったら、立ち止まって、本当に必要がどうか、自分に、聞いてみる。
なくてはならないものは、そう多くないはず。
それも、断行、捨行、離行を心がけていけば、
きっと自ずと、会得され、シンプルな自分を発見する日が来るだろう。
垢抜ける、という言葉があるでしょう。
洗練されることを言うのだけど、期待しちゃう。
これも貪欲、ですよね。