青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

映画、さよなら、僕のマンハッタン

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マンハッタン、というので、観たくなった。

木曜日はコナミが休みなので、素肌美センターに行って、そのついでに映画でも見ようかと。

素肌美センターにも、二ヶ月行ってなかった。

化粧品が切れてた。

木曜日は、素肌美センターに行くには都合の良い日なのだけど、家から出るのがおっくうになって、一日中家にいることが多くなって。

今日は思い切って出かけた。

帰りに、映画の時間を合わせた。

株主の映画チケットは、二月三月四月の三ヶ月分は使ってない。

映画を観ると、映画館に来なくちゃと思うのだけど、テレビで、すぐに見られるようになったりするなで、最近は足が遠のいて。

ニューヨークのマンハッタンらしい映画だった。

ブルックリンに生まれて、マンハッタンに住むようになる人達は、愛を置き忘れて、無難に生きることを選んでいる。

 

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映画の中で、主人公の青年が言う。

熱いのは、近辺のフィラデルフィアだけ。

彼は、親がマンハッタンのアッパーサイドに住んているが、ローファーイーストに住んでいる。

そこに老いぼれた男が部屋を借りて、彼に相談相手になると誘いかける。

彼を焚きつけて、眠っていた欲望を目覚めさせ、彼の父親の不倫相手の美しい女性に求愛させ、関係を持たせたり。

次第に変わっていく主人公の青年。

 

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うつ病で不安定な母親が、父の浮気を知ったらどうなってしまうかと心配で、別れさせようとするのだが、父親は彼女にプロポーズ。

妻とは終わっていると愛人から言われる。

作家志望の青年と、ブルックリンからやってきた彼の相談相手になるった老人は作家で、若い頃、仲の良かった友人が子種がなく、子供を作ることに協力し、母親は、彼を忘れられず、息子には罪悪感を抱かなから、息子が生きがいだった。

 

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本当に愛し合っている人たちが、収まるところに収まって、幸せになるという、洗練されたお洒落な映画でもあって、マンハッタンのアッパーに様にふさわしいカップルと、マンハッタンから出て、ブルックリンに住むにふさわしいカップルが、それぞれ居心地の良い場所で、ハッピーエンド。

結構面白かった。

 

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以前ならもう一本見て、夜遅くに帰るところ。

昨日買ってある、スジコンニャクお好み焼きの消費期限が来てるので、家路に。

なんと侘しい話しだけど、赤ワインによく合うのよ。

フィラデルフィア。

憩室炎だとは、まだ知らずに、ひどい腹痛を抱えて、歩き回っていた。一歩歩くと、痛みが込み上げて来て、倒れるかと思いながら。

トイレを探してばかりいた。

フィラデルフィアで、私も熱かった。

フイラデルフィア。

ロッキーが、駆け上がった、美術館の見晴らしの良い庭から、夜景が綺麗だった。

ホテルまで歩いて帰った。

歩き回っていたことが、結果的には良かった。

お腹干して、水だけ飲んで、歩いて。

たまらなくて、持っていた抗生物質を飲んで。

フィラデルフィア。

もう一度行って見たくなった。

あんな経験はしたくないけど、素敵な街。