青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

是枝監督がカンヌ映画祭のパルムドール

すごい。快挙。

大好きな是枝監督の作品がついに、カンヌ映画祭の最高の栄誉である、パルムドールを獲得したというニュース。

https://eiga.com/amp/news/20180520/4/

 

万引き家族、というタイトル。

出演者達の演技も光っただろうけれど、テーマにしている、貧困家庭か、たくましく

 

ユーモアを絶やさず、力強く生きていく様が、共感を得たのではないかと思う。

もちろん、まだ映画は見ていないのだけど、私の想像てすが。

フランスで、この間、SOSに電話で救急車を訴えた女性が、まともに受けてもらえずに、亡くなったというショッキングなニュースが流れた。

フランスは、泥棒が市民権を主張して生きて行けた時もあったが、ユーロ圏になって、凄まじいインフレがおこり、貧富の差が激しくなり、権力化と差別化的な保守化が進んでいる。

 

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そういう中で、人間の生きる権利と自由、思いやりを常にテーマにして来た是枝監督の、万引き家族は、パルムドールにふさわしかつたのだろうと、想像する。

WOWOWで、イギリスの左翼監督と言われて、一旦は引退宣言した監督が、メガフォンをとった作品、私の名はダニエルブレーク、を観た。

イギリスでも、困窮者への手当を出さないように、権力者が、弱い立場の人達の生命を脅かすことを平然と行なっているという現状と市民の権利を訴えた、ヒューマニズムあふれる映画だった。