母に会いに行き、テーブルの上にある新聞の番組を見ると、
歌番組に、玉三郎が出演すると書いている。
番組表なんて見ることがないのに。
母の所から、コナミに行って帰るのがいつものパターンになっている。
7時半から始まるので、コナミの運動は、筋トレと少しプールで歩くだけにして、慌てて帰ってきた。
玉三郎が越路吹雪を歌うと番組に書いていた。
明日、私は行けないと諦めていた、玉三郎のコンサートに行けるようになって、東京にいくので、観なくても良いか、とも思ったけれど、やはり急いで帰ってきた。
7時半に番組は始まり、15分もしないうちに、。玉三郎が登場。
横浜の洋館からの中継だった。
ラメの黒いスーツを着て、胸にブローチ、マイクを持つ手に、エメラルドの大きい指輪が光っている。
今日は、越路吹雪の命日なので、玉三郎は出演を決めたよう。
玉三郎は越路吹雪の大フアンで、家にも行ったことがある。
舞台ではゴウジャスな雰囲気だが、家では気さくで、ラフは人だとのこと。
越路吹雪の歌で特に感銘を受けた 枯葉、を歌った。
八千代座で、かつてコンサートを聴いた人が、玉三郎は歌がとても上手だと聞いて、なおさら、ヤマハホールのチケットが買えなかったことが残念に思えた。
八千代座からの帰り、熊本空港のラウンジにいるときに、チケットキャンプで、出ていないかを見たら、一枚、行けなくなった人が売りに出していた。
それを運良く買うことができた。プレミアじゃなく、定価で買えた。
チケットが届くまでは、確信が持てず、飛行機が買えなかった。
ホテルはキャンセルできるので心配ないが、どこも間際なのか、高くなっていた。
今夜、テレビで、玉三郎が歌う、枯葉、は、最初は、イブ、モンタンの枯葉が頭に入っているので、少し違和感があったけれど、ビデオに撮ったものを再び聴くと、感情移入がすごくて、素敵な玉三郎にシャンソンだった。
そうか。越路吹雪の命日なのか。
亡くなった叔母も越路が好きだった。もちろん私も。だから、カラオケで歌えるのは、越路の、サントワマミー、か、愛の讃歌。ひとつ覚えみたいにそればかり。
叔母の遺品の、CDをかけて、書いている。
ベストコレクションに、枯葉は入っていなかった。
枯葉、越路吹雪の枯葉の入ったCDを買わなきゃ。
八千代座で知り合った人から聞いた話だが、玉三郎は、玉置浩二も好きだという。
玉置の高音の美しさがたまらないとか。
それを聞いて、私は超嬉しくなった。
私も、一緒。玉置浩二の歌が好きで、何度か聴きに行っている。
最近は、特にチケットが買えない。買い占めて高く転売する人がいるから。
玉三郎と、感性が似ているようだと、幸せな気持ち。
今夜、越路吹雪の歌を聴きながら、踊りたくなって、。歌に合わせて、私も声を張り上げ、狭い部屋の中で踊っていたら、心が高揚して、とても素敵な気分で、幸せ。
明日は早起きしなくちゃいけないのに。