チケットピアで、買ったら、前から二十一番目の席で、良いのに当たったと喜んでいた。
フェスティバルは、音響が良いので、そこでレミゼラブルを聴いてみたかった。
日本で、東宝ミュージカルが、レミゼラブルを上演した時は、すごい人気で、鹿賀丈史のジャン、バルジャン、滝田栄と交代で演じていた。
あの頃は、屋根の上のバイオリン弾きの父親。テビイエは、森繁久弥の当たり役だった。
ブロードウェイで、本場のミュージカルが観たくなったのも、原点はそこから。
フェスティバルホールにで、久しぶりに、ミゼラブルを観ました。
韓国人の歌手が、ジャンバルジャン役。
元気で、活動的で、若さがみなぎつている。
高音が高く、張り上げる声が、ひきつるようなところあって、情熱的なシャンバルジャン。
オーケストラの音響も、歌い手の声も、迫力あってとても良かった。
最後、神に召される時、死にかけだからと、声を極端に落として、音楽として聞こえづらい。
カーテンコールは、何度も。
観客は満足していた。
カーテンコールで、私も気分が高揚きみ。一番好きな最後の場面が聞こえない部分があって。
人は愛し合う時に、神様のそばにいる、という言葉が、とても好き。
ミュージカルの歌手は誰も知らない人ばかり。
四季の舞台をまたある人たちは、お馴染みなのだと思う。
子供達が上手なのに関心。
舞台の美術や、進行の速さは、上手く作ってる。
ブロードウェイの劇場は、どこもわりに小さい。
ので。臨場感もあって、感激もひとしお。
最後列で立っていても、臨場感がある。
ミュージカルは、本当は、もっと小さい空間で観た方がいい。
芝居と音楽が一体となって、良さが発揮できる。
でも、幸せだった。
大好きなレミゼラブルだから。
ブロードウェイでは、シャンバルジャンを、太くて幅のある声の人が演じていた。年齢的にも年輩の。
映画では、ハンサムでスマートな紳士のシャンバルジャン、声も細い。
あの影響かなとも思われた。映画のミュージカルは、演劇の要素が大きいので、視覚的な感動も大きかつた。
ブロードウェイの小さな劇場には、それがある。
日本でも、ミュージカルは、劇団四季が歌唱力も昔よりもはるかに良くなった。
でも、ミュージカルの様々な公演が、小さな劇場で見られたら良いなあと思う。
世田谷パブリックホールくらいの大きさのが、いくつも出来たら良いなあ。
ランチは、フェスティバルの地下で。
天ざる御膳880円。
悠遊というお店。