ホイットニー美術館は、以前は、75ストリートにあり、マシソンストリートをバスで上がると、バス停の前にあった。
金曜日の夜、好きなだけ払って、という時間ばかりに行っていた。
最初に訪れた時に、ホッパーの絵画が沢山あつた。
それは特別展示だつた。
それ以来、数点しか出ない。
今回は、知り合いの人が、娘さんの卒業式にシカゴに行ったときに、ニューヨークに立ち寄って、ホイットニーを見て来た話を聞いて、どうしても行きたくなった。
素晴らしい、感嘆した、という。
どんなになったのだろう。
ホテルを早めに出て、荷物を預けた。
荷物を預けるのにも、お金がいるホテルがあると聞いてたので、ネットが有料だから覚悟してたけど、無料で預かってくれた。
昨日乗ったバス停がわからずに、7ストリートを走るバスに乗った。
ペンステーションにも、このバスを使うつとりなので、どこで降りるかを見ながら14ストリートで降りようと。
新しい美術館は、地下鉄から、15分くらい歩く、不便な場所になつた。
そういうところでないと、広いスペースは取れないだろう。
チケットブースで、シニアは、18ドル。通常は25ドル。
、1ドル、二ドルというわけにはいかない。金曜日の夜のだけは、格安で見られる。
8階に上がつて、外に出ると、マンハッタンが一望できる。素晴らしい眺め。これもアート。
寒いので長くはいられない。8階は簡単な食事ができる。
7階に、ホッパーの絵画が展示されている。美術館全体で、テーマは、セルフポートレート。
ホッパーのセルフポートレートは、3枚。
スペースが広く、展示がゆったりになった。
以前は確かに小さかった。
6階は、アンディの作品を中心に、前衛的なもの。
5階はは全体がシネマ。多くのブースで、シネマを楽しめる。
シネマと言っても、アートのシネマ。
面白いのがあつて、しばらく離れられなかった。
日本と違い、タブーがないから、思わず見入ってしまう。すごいのがある。
ドイツの作家のバレリーナが、おもちゃになって踊る映画は、ソファが気持ちよくて、寝ていた。
寝転がって、メガネをかけて、画面の奥行きが深く、不思議な空間の中にいる体験。
ホイットニー美術館で、一度ランチがしたいと思っていた。
今までは、6時半くらいから並んで、長い時は1時間待って入った。
ここのラストランが、美味しいので有名なのはわかってたけど、初めて。
ランチだから気軽。
スターターとメインのランチ。コースで、40ドルくらい。
コンボという簡単なランチがあつて、20ドル。
それにした。飲み物はワインが、13ドルのグラスから。
ノーサンキューで、ジャストウオーター。
ベジタリアンのマメスープと、そばにサラダが少々乗ったコンボ。
小さいスコーンが出た。丁寧に、ナプキンを入れたがの中に一つ入っている。
とても美味しい。
他の人たちは、飲み物をとって、コースの人が多い。チェックを頼んで、チップを入れて25ドル払った。
チップはケチらない。20パーセントは当たり前だけど、食べたのが少ないから、余分に。
ウエイターが、ありがとう、と後ろから声。
ちょっと気持ちいい。
時間がないこで、ゆっくりとデザートという余裕がない。
年配の婦人が、美味しそうな、クリームブリュレを食べていた。
また、上に上がって、ホッパーを見て、外に出た。
ポートレート写真の中に、日本人がいた。
時間があれば、ブルックリン美術館に行って見たいと思っていたが、そんな時間はない。
今夜は、空港近くのホテルに泊まる。
マンハッタンにしておけばよかった。
マンハッタンのホテルからは、乗り合いのリムジンがあるので、電車で行く費用で楽に空港に行ける。
ホイットニー美術館の、ワイファイに入ると、絵画の説明などガイドが使えるというので、繋いだら、スプリントから、AT&Tに変わってしまった。
スプリントにはもうならない。
機内に変えた。これで、また使えなくなった。
雨が降らなくて、助かった。
地下鉄で、ホテルまで帰り、トイレを探したらない。
受付で、トイレを借りたいというと、鍵をくれて、二階にあると言われた。
つまり、一階にあると、誰でも入れるから、作ってない。ゲストだけ。