森会長の、失言が、世界を揺り動かしている。
鬼の首を取ったと、野党は突き上げて、白バラを胸に刺して
いる。
女はおしゃべりが止まらない、というのは、
女性蔑視でもなんでもない。
男尊女卑の傾向は、昔はあったけれど、
今の若い世代の人達には、逆転している。
女性の方が強い
虐げられた歴史があるから、強くなった、と
お言えるけれど、
女性は、男性よりも、したたか。
男が女を差別してこれたのは、腕力による、押さえつけ
が原点になっていると思う。
男は戦場に行き、女を閉じ込め、働かせ、子を産ませた。
経済を握っているもが、弱者を牛耳ってきた。
女性が参政権を得るために、どれだけの
犠牲を払ってきたかわからない。
戦前に生まれた人達に、言葉を選べと要求しても
反省しろと言っても、
女性を蔑視しているという認識はない。
男は寡黙、女はおしゃべり、という程度の
つもりで、冗談まがいで受け取りたくて、
言ったのだろう。
これだけ大きくなってしまって、
一番驚いているのは、
哀れな、森会長。
女性が強くなったら、
女性が、国会を牛耳ることだって可能
になった。
オリンピックの会長も、世論に合わせざるを得なくなった。
スポンサーも、これに習って、男女平等を尊重している
と表明。
ボランティアの拒絶。
無報酬で、がん闘病をおして、オリンピック開催を
生きる希望に、頑張ってきた、森会長。
哀れで気の毒だ、と思う。
何かと言うと、叩き潰す、傾向のある、世界観。
このケースでも、強者が弱者を痛めつける。
人間の動物的で野蛮な、本質が垣間見える。
こういう発言をすると、女性蔑視と
言われるかもしれない。
私が言いたいのは、
寛容の精神が必要だということ。
オリンピックの精神の中で、
最も大切なのは、和
あらゆる違いを持つ、人間を、寛容と平等の精で、
平和のために、体力を競うことではないだろうか。
戦争に使う暴力ではなく。