青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

お葬式の後が大変

 

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なんとか無事に、葬儀の喪主を勤められた。

できるだけ簡素に、と家族だけのお葬式になるはずだったが、故人の飲み友達や、長年お世話になった会社の方が沢山来られた。

 

優しくて、たくさんの人に好かれて、お金も豪快に使って、楽しく暮らしていたよう、

長年勤めていた会社の仲間達が、素晴らしいアルバムを作ってくださって、メッセージと写真を貼って、退社の時にもらっていた。

棺に入れてあげるものを、いとこの娘さんが持ってきてくださったものの中にあったアルバムと寄せ書きを読むと、昔のことが沢山思い出されて、通夜のよるは、眠れず、泣けてきた。

お葬式には、ほとんどの全員の方が、仕事中なのに、参列されて、最後のお別れに来られた。

沢山の女性達は泣いて、別れを惜しんでいる。

余程好かれていたよう。

どの人も、優しい人だった、お世話になった、と言ってくださる。

外面の良い人は、うちが悪いというのが定番になっているようで、それだけ感謝されるほどのことをやってこれたことにも、楽しく、沢山の友達といい人生を送れたことにも、良かったと思う。

 

葬儀も初七日も。無事に通過したけれど、問題はこれからだ、ということがわかって、ガッカリきている。

後始末の方が大変。

すでに疲れ果ててしまっている。

年金停止をまずやらなければわならず、携帯の解約や、銀行がストップして。電気、ガスなどの支払いができなくなる。

故人の両親や先祖のお墓を、移すことを決めていたようで、その厄介な仕事も、息子に残されている。

もうパニック状態。

故人が住んでいた家に、お骨と祭壇を作ってもらった。

家の中が、頭痛くなるくらい、気の遠くなるほどの整理をしなくちゃならない状態。

遺言に、息子は何もしなくて良いようになってて、家や土地のことに関わらなくてよかったら、と願うばかり。

 

お葬式の費用とお坊様の支払いは、私の建て替え。

まったく部外者のわたしなのに、重い荷物を背負い込んでしまった。