青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

コロナ下

 

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コロナは、人の生き方を変えた、と言われるが、

近くに、行動を阻まれ、身動きのできない人達を見ていると、家族も、友人達も、大切な人を、容赦なく遮断する。

どうしようもない状態で、悲しみだが、後悔と共に居座る。

その反面、

全く知らない人達と、この先も関わることのないはずの人達との関係が生まれようとしている。

海外にいる、息子は、自分が何もできない、どうにもならないということを通話し、無力さに打ちのめされている。

もう一度会って、ありがとう、が言いたかった。

長い夜を眠らずに過ごしていた。

代理という形で、全てを、任された。

とりあえずは、無事にお葬式を済ませること。

コロナ下だから、

後になって、事後報告が良いと思う。

コロナで、ほとんどの人がそうしている。

戦時下と同じ。

感染拡大で、ますます、行動が制限される。

直接の原因はコロナじゃなかったのか?

と聞いたら、葬儀社がそうではなかったそうだ、とのこと。

コロナだったら、お葬式はできないし、近親者は会えないままに、火葬される。

 

離婚前は、結構苦労させられた。

二度と結婚はこりごりだと太鼓判を押してもらって、一人で息子を育ててきた。

人に迷惑はかけないで、自力でやってきた。

 

亡くなってまて、わたしが後始末やらなくちゃいけない。

お昼に葬儀会館に。

打ち合わせに長い時間がかかった。

葬儀の費用は私の建て替え。

結構かかる。

夕方、10年来の付き合いだという女性がと東京から、検査をしてまでやってきた、その人の姪がお参りに来るというので。待っていた。

亡くなる前日も、その女性と飲み歩いていたとか。

アルコールの量を嗜めているくらい、飲んでご機嫌さんだったよう。

幸せな人生を送って、あっけなく逝ってしまった。

遺言があるというので、よかった。

孫のように可愛がっていた子供達や、娘のように可愛がった、いとこの娘達。

お世話してもらった、いとこの奥さん。賑やかな人生で、浪費し続けて、亡くなったから、

本当にいい人生。

昼ごはん抜きで、お腹が皮になってる私。